Risen 2: Dark Waters – 海賊見習いネームレスワン~あなたって、本当に最低のUIだわ!~(1)

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新生・名無しのおっさんシリーズ第二弾。主人公はもちろんのこと、前作の一部キャラクターも引き続いて登場することになるので、前作をプレイしておいた方がより楽しめるだろう。ただし、ゲームデータの引き継ぎはない。前作であれだけ鍛錬を積んだのにまたレベル1から開始である。名無しのおっさん怠けすぎと言わざるを得ない。

ゲームの流れは前作とよく似ている。小遣い稼ぎのサブクエストがたくさん用意されているが、別に引き受ける必要はない。だが、やらなければ大事な報酬も逃してしまう。クエストはログ画面に記録され、やるべきこともきちんと示されるが、逐一マーカーが出るわけではなく、自分で考えて行動しなければならない。昨今の痴呆化したRPGに比べると考える必要がある。

地形は前作同様、立体的な作りになっていて、いろんなところにお宝が隠されているので探索のしがいがある。ただ、今回はいくつも島が登場し、一つ一つは前作に比べるとこじんまりしていそうな感じ。恐らく後で島の行き来はできると思うのだが、次の島に移った直後は引き戻せない為、船に乗る時は注意した方がいいだろう。また、パティやベアードもクエストの進行で仲間から外れてしまい、大幅な戦力不足に繋がるのでメインを進める前に先に寄り道しておいた方が良い。

環境描写は相変わらずよく出来ている。被写界深度は前作よりも自然になった。しかし、LOD切り替え時のポッピングがあからさまだったり、遠景の影がちらついて目に優しくないところはどうにかして欲しい。キャラクターの造形は相変わらずアニメチックというか垢抜けない。名無しのおっさんは髪型変えてかっこ良くなったのに、ヒロイン枠のパティももう少しなんとかならなかったのか。アンジェラ・ゴソウくらいイカつくていいのでなんとかならなかったのか。

前作の戦闘はバックステップやサイドステップで敵の攻撃をかわし、隙あらば攻撃を加えるという感じで、間合いや読みが重要で緊張感があった。今回はバックステップ、サイドステップは無くなり、ジャンプ中は方向転換できない。人間の攻撃はパリィでかわせるが、序盤は盾がない(もしかしたら出てこない?)ので動物の攻撃は防げず、逃げまわりながら隙を見て攻撃するしかない。この泥臭さがGothicシリーズ、ローリングしまくっていたらオールOKなパチもんとは違うのだよ!と言いたいのかもしれないが見た目はかなり滑稽である。

その代わり、ピストルとマスケット銃が追加され、遠距離攻撃手段が充実している。ピストルはサイドアーム的な扱いで、剣を装備している時にEキーを押せば取り出して発射ができる。マスケットは剣と持ち変える必要があるがピストルよりも射程が長く、威力も強い。しかし、どちらの銃もリロード時間が必要であり、連射はできないようになっている。リロードするまでは剣で戦うか、逃げまわるしかない。サイドステップやバックステップがなくなったのは銃を取り入れたのが一番の要因ではないかと思われる(開発の動画では他にも言い訳しているが)。ただ、序盤の人間は銃を使ってくるものがいないので、逃げ回りながら銃を撃つだけで一方的に勝てるのはどうなのかという気もする(決闘でも銃を使っていいらしい)。

弾は一発1ゴールドで低コストだし、ガンスミスからいくらでも買えるのであまり気にせず撃てる、と言いたいところだが前作と同じようにお金を稼ぐ手段が限られているのと慢性的に金不足気味なので使い所はきちんと考えた方がいいかもしれない。いろんなスキルを習うとすぐすっからかんになる。

経験値はグローリーという名称になっており、グローリーを消費することでアトリビュートを上げられる。一定のアトリビュートとお金があれば先生からスキルを教えてもらうことが可能。ラーニングポイントという名称こそ出てこないもののGothicと同じような形式だ。スキルを教えてもらおうとすると500ゴールドとか1000ゴールドを平気で要求してくるのでお金はいくらあっても足りない。

キックのスキルは使えそうだと思ったのだが、リーチが短いのと距離を少しだけ離すだけなのであまり使い物にはならない。使えるとしたらジャイアントクラブ戦くらいだ。ジャイアントクラブをキックすると裏返しになる。ロックピッキングやピックポケット、スニークは今作でも役に立つので序盤で必ず覚えておきたい。

UIは家ゲー臭いものへと変わり、使いづらくなった。前作は機能美に優れていたのに、なぜ続編でこんなクソみたいなものが出来上がるのか不思議でならない。担当者出てこい!宝箱を開いたり、肉を焼く時に異次元に飛ぶのも止めて欲しい。雰囲気が台無しになる。

銃を取り入れた戦闘は新鮮味はあるがもう少しなんとかなったような感じもする。まだスキルをほとんど覚えていないので、スキルが充実すれば印象が変わるかもしれない・・・と期待しておく。GothicやRisenの精神を受け継ぎまくった内容なので、ああいうのが合わなかった人は今回もスルーした方が吉だろう。

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