2022、新年度の投資判断

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新年度が始まり、花粉がつらい時期になってきた。昨年は資産の半分くらいを日本株に入れて抜いてをやってきたが、今年に入ってからはMSFT、AAPL、GOOGなど長期保有している米国株を足していく方向に切り替えている。

ロシア、ウクライナの領土問題もあり、3月はどうなるんだろうと不安が高まった。しかし、結局のところ、米国株は昨年をなぞるような動きをしていて、取り越し苦労に終わった。基本的に損切はしないし、長期保有銘柄はガチャガチャ動かさずにほったらかしという判断は間違っていなかったと信じたい。

4月以降

さて、4月に入ったが今までの流れから言えば一時的な上昇を見込めるのではないかと思う。5月までに新高値を期待。短期的な分は4月末に利益確定し、5月の下落で拾い直すのもアリではないか。

現状はモノ不足で減産の報道なども出ている。モノづくりだけに特化した会社は減産の影響が大きくありそうで、半導体銘柄は様子見している。サーバーやプラットフォームビジネスでもしっかり稼いでいる会社を買い増していきたい。

バイデン政権の財政政策は今のところまともであり、低中所得層を痛めつけるような政策は行われていない。現状のインフレとあまり関係のない利上げを急いだり、全体的な増税が行われ、需要が減少して企業の売り上げ減少に繋がるような政策が行われるとマズイだろう。

消費税を増税したり、社会保険料を増やしたり、公務員の給与や年金を減らしたり、コロナ復興税やインボイス制度を導入するような国と同じことをやりだしたらヤバい。アメリカ人は賢いのでそういうアホなことはしないと信じたい。インフレ抑制に一番効果があるのは原油の増産だがこのへんは難しいのだろう。

セクター毎の売買基準

MSFT、AAPL、GOOGなどのビッグテックは下がれば買い増しを継続。 MSFTは270ドル台、AAPLは150ドル台が買い増しラインと判断している。AMZNとGOOGは株式分割を控えており、株価にとってはプラス要素に働くのではないか。AMZNはネットショッピングが足を引っ張っており、運送の問題もあるので買う気はない。

原油関係はEOG、COP、CVX、XOMをチェックしているものの、増産の話が出てきたら即死するので1月以降は持っていない。リスクが高いので買う予定もない。

資源関係はVALE、RIO、BHP、AA、FCX、ADM、BGをチェックしており、資源不足のネタは今年も続くと思うのでもう一段階上を目指すのではないか。ハイテクが上がった日は資源が下がるが、資源が上がった日はハイテクが下がっているので両建てという意味でも資源メジャーをポートフォリオに加えておくのは悪くない選択だと思う。ただし、こういうコモディティと呼ばれるセクターは投機的な動きが激しいので数十万程度の遊びで留めておく予定。

海運は上半期は良いニュースが続くと期待。決算時に増配の話が出て、ブレイクする可能性が高いので保有しておくべきだと思う。保有はZIMとSBLK。他にチェックしている銘柄はGOGL、DAC、GSL、GRIN。懸念事項はバイデンが海運賃に難色を示しており、この勢いが強まってくると株価に影響するかもしれない。

日本の今後

参院選でも自公維が圧勝し、そのまま増税路線。低中所得層はますます生活が苦しくなり、自殺率は増加。痛みしか伴わない改革が進み、北海道・京都・大阪は中国に乗っ取られ、東京は南海トラフ地震で全滅。

私は政策を見て、れいわか国民民主に投票する予定だが、まぁどうせ変わらないだろう。積極財政と言ったところでみんな興味がなく、所得が減るのを喜んでいるようなマゾ国家なのだから。最大のチャンスなのに原発や核武装の議論すらされず、ジェンダーがどうだの5000円がどうだの、もうどうしようもない。ジョーカー軍団が財務省に突撃して革命でも起こらないと変わらないんじゃないかという絶望感しかない。大阪のクリニックや京都アニメーションに行くような勢力はまず財務省に行ってくれ。

コメント

  1. さっさと原発回帰の方針を打ち出した欧州が羨ましいです。
    自分らで脱原発を世界に煽っておいての手のひら返しにイラッとするのですが、
    その面の皮の厚さとか状況見て方針転換できる柔軟さとか日本にも欲しいですね。
    岸田は注視検討してるだけですし。

  2. 財務省の検討師に期待するだけ無駄ですが、支持率が高いのが納得いきません。
    なんかすると余計に悪くなるからもうなにも望んでいないという支持なのか。

    ヨーロッパはロシアと近いのもあり、危機感を持っているし、ここぞとばかりにチャンスに変えていますね。
    なにもかもプーチンに押し付けて原発、核、財政出動を一気にやってくれたらいいのに。

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