「これ梅津絵やんけ!」で見始めた刻刻。誘拐事件を解決する為に時間を停止させるとなぜか誘拐犯も動いており、時間の停止した世界で争うというシチュエーションに興味を惹かれる。一話は3Dを活用したカメラワークや特殊なキャラクターを丁寧に描写しており、「これは神アニメ!」という仕上がり。最高の冒頭。
しかし、話が進み、この世界のルールや真相が分かってくると拍子抜けするような展開で序盤の興奮がどんどん冷めていく構成が惜しい。巨木のような管理人、怪しげな宗教団体など、ワクワクさせる設定はたくさん用意されているのだが…なんだろう。マジックを種明かしされるような感覚というのかなぁ。幽霊や妖怪も原理が分かったら怖くなるような感じ。分からないからこそ怖い、面白いんやなっていうのを実感しますね。あと戸愚呂弟というか、寄生獣というか、ボスキャラはアニメの際にもっとガラッと変えてもよかったんじゃないかなぁ。
梅津さんのキャラが安定した作画で動いているのは魅力的だし、妙にリアルな家庭環境の描写も見所で、山路さん演じるじいさんのキャラはとても良いキャラをしているんだけど後半の展開は「うーん…」っていうのがありますね。
刻刻
永遠の“6時59分”が始まる-佑河家に代々伝わる止界術止界術を使うと、森羅万象が止まった“止界”に入る事が出来る。ある日、主人公樹里の甥と兄が、誘拐犯にさらわれてしまう。救出の為にやむを得ず“止界術”を使うが、そこにいるはずのない自分以外の...
コメント
かなり省略されてるから原作で補完して
GANTZとかサイレンも設定明かされていくとつまんなくなっていきましたねえ
なるほど。原作だともう少し細かく描写されているんですかね。
電子書籍でチェックしてみようと思いました。
ホラーはよく分からない方が怖いですよね。
それを踏まえた上でオチなしにしてる作品もあるんだろうなぁと思いました。
サムネが素晴らしい