GANTZ:Oしゅごい

この記事は約2分で読めます。

NetflixでBLAME!見たらGANTZ:Oもやたらと押してくるんで軽い気持ちで見てみたら、あまりの完成度の高さに感動した。デジタル・フロンティアの3DCG映画の中で間違いなく最高傑作。過去の鉄拳やバイオハザードの映画版も日本の3DCGの中ではトップクラスの作り込みではあるが、あくまでファンムービーの延長でしかなかったのに対して、今回は一皮ムけている。

脚本は初見でも無理なく見れるように改変されているが、原作大阪編の見たいところはきっちり映像化されており、むしろよくここまで色んな要素をぶち込めたなと感心する。加藤と杏を中心に置いた王道のアクション映画に仕上がっているがGANTZ特有の要素が合わさることでかなり奇妙で特徴的な映像に仕上がっている。妖怪が大活躍する大阪編を持ってきたのは正解ですね。海外のモンスターとは一味違う。妖怪の質感やリアリティが高くて、本当に気持ち悪い。バイオハザードは敵がゾンビなのでどうしても海外のゾンビ映画、モンスター映画の二番煎じにしかならなくて、どんなにクオリティが高くても満足感が薄い。「デジタル・フロンティアの作品は良いんだけど…」の残尿感や疑問がようやく払拭された気がする。

予告編で良い場所だけ抜いて、本編はすごく地味、予告編がすべてって映画は多いけど、これは本編の映像の方がすごい。バイオハザードのアニメーションも良かったがGANTZ:Oはフェイシャル(顔の表情)も良い。キャラクターデザインはリアルだけどアニメ、アニメなんだけどリアルという絶妙なラインにうまいこと落とし込んでいて見事。漫画の映像化というと最悪なものしか浮かばないけどこれはそんな色眼鏡をぶっ壊す内容でしたね。ドラゴンボールも進撃もデジタル・フロンティアがやればよかったんや。

コメント

  1. GANTZ:Oみました。
    良かったです!
    BLAMEより金かかってそう。

  2. 最近のフル3DCGアニメの中ではダントツで良かったですね。
    BLAMEはOVAクラスの制作費じゃないですかね。

タイトルとURLをコピーしました