The Settlers 7: Paths to a Kingdom – 敗北まであと三分(1)

この記事は約4分で読めます。

自国を拡大しながら敵国とVictory Pointを奪い合うストラテジーゲーム。ストーリーモードではゾーイ姫様となり、タンドリア国の制覇が目的となる。

道や建物は空き地に自由に配置することができ、自分の好きなように街作りが可能だ。ただし、建物は種類によって大きさが異なるので無闇矢鱈に立てるのは禁物。建物を壊すこともできるが、一度建てたものを壊すと素材や建築家などの無駄なロスを生むことになる為、あらかじめ考えて配置していった方がいいだろう。自由に建てられるが故にどこに建てるかが難しい。

基本となる建物は六種類で、そこに隣接した三マスに関連施設を建てられる。たとえば農場を作った場合は、麦畑・馬小屋・製粉場・養豚場・羊牧場などの施設が建設できるようになる。施設はそれぞれ用途が異なり、麦畑で作られた麦はビールの原料になったり、製粉場で粉にした後、パンの原料として使用されていく。麦+水=ビール、粉+水=パン、豚肉+炭=ハムというように、複数の素材が合わさることによって食料になったり、新たな資源として生まれ変わっていくのだ。

しかしながら、自分の領地だけではすべてを賄うのは不可能。鉱脈や十分な土地がない場合は他の土地と取引するか、あるいは攻めこんで自分の物にするしかない。領地を奪う方法は複数用意されていて、まずは兵で砦や城を襲う方法。他は聖職者で改宗させる方法や金で買収する方法などがある。ただし、完全な敵対国とは戦う以外の術はなく、後者の方法は中立国にしか通用しない。

戦闘は非常に単純。兵士は槍兵、マスケット銃兵、騎兵、砲兵がいて、後者の方が兵力が高い。兵士をすべて合わせた兵力が優っていた方が勝ちとなり、ランダム性はない。そのため数が多いほうが有利となる。操作は攻撃と撤退の命令しか出せず、RTSのような細かな駆け引きはできず、真っ向勝負だ。兵力が相手の方が優っていた場合はどう足掻いても勝ちようがない。資源不足により兵力を補充できない場合は領地を要塞化することで容易に攻められないようになる。要塞化してしまえば攻める時に痛手を負うのは確実な為、相手はよっぽどの余裕がなければ攻めこんではこない。その間に対策を練ることも可能だ。

ただし、敵国を攻め落とすのがこのゲームの主目的ではない。もちろん、敵国を落とせば有利になるのは間違いないが、勝利条件は先にVictory Pointを○○ポイント達成したものが勝ちという風になっている。VPを獲得するには色んな手段があって、金貨25以上で相手よりも多い・住民が100人超えていて相手よりも多い・クエストをクリアする・名声が5ポイント以上で相手よりも高い・領地が5つ以上で相手よりも多いなどがある。ほとんどの条件が「敵国よりも多い」という風になっているので、的を絞ってどれだけ先に満たせるかが重要になっている。VPが目的ポイントに到達すると勝利へのカウントダウンが始まり、その状態を3分保てばその国の勝利となる。その間にVPを奪い返せばカウントダウンは止まる為、負けている場合は是が非でも1ポイントを奪い返すしかない。

敵国と真っ向勝負で戦うことは少なく、現実と同じように攻められないように最低限の武力を用意して牽制しつつ、経済や資源で争うのが本作のゲームスタイルであり、プレイ感覚は箱庭ゲーとRTSを組み合わせたものと考えればいいだろう。時間はリアルタイムに進んでいく為、ある程度の操作量は必要であり、マップを見ながら何を建ててどのように配置するかを迅速に決めていかなければならない。施設の一覧表示がなく、それぞれの施設に命令を下すにはいちいち施設に向かってクリックしなければならないなど、UIは優れているとは言い難く、無駄な操作量を増やしているのはマイナスだ。また、全体マップがあるとはいえ、施設が増えてくるとゴチャゴチャして判別しにくい。

施設の種類が多いので、ストーリーモードではそれらを一つずつ解説しながら進行し、出来ることが徐々に増えてきて、少しずつステップアップしていく丁寧な作りになっている。チャプター6まではチュートリアルと化していて、イケメン騎士の妹が出てくるチャプター7から本格的にVPの奪い合いが始まる。それまでは私もまったり系の箱庭ゲーとばかり思っていただけにこれにはびっくり。これまでスムーズに進んでいたものがいきなり難易度が上がり、鬼畜妹の攻めプレイが始まったのには面食らった。当初、私が求めていたものとは大きく異なる内容だったワケだ。

計画性のなさに定評のある私はチャプター7に入ってから負け戦が続いていたのだが、何度か繰り返していると徐々に光明が見え始め、資源を管理しながらジリジリと領土を増やして一挙にVPを奪うのが楽しくなってきた。いつでもセーブはできるもののリアルタイムなだけに止め時が難しく、負けると「もう少しで勝てる。もう一回!」と続けてプレイしてしまう魅力がある。気付いたら数時間遊んでしまってポルナレフ状態。Civほどではないが眠れない夜が続きそうだ。

コメント

  1. 結構時間がかかりますけど面白いですね。拡張パックも購入しようかと思ってます。
    住人の食料は尽きやすいですね。パンと魚はいつもギリギリです。麦は場所を取るし、魚には植林職人や地質学者みたいな補充ユニットが居なくて苦労します。

  2. 私もこのゲームは何回アンインストールしても、時折まったりしたくて再インストする事がある。でも資源がやたら速く枯渇するような気がします。面白いけどね・・・。

タイトルとURLをコピーしました