・Veronica Rivers: The Order of Conspiracy / ヴェロニカ・リバーズ:陰謀の騎士団 感想 – ポータルの謎を解き、世界の危機を救うカジュアル系ADV
Big Fish Gamesで購入したカジュアル系ADV「ヴェロニカ・リバーズ:陰謀の騎士団」の感想(というより紹介ですが)です。カジュアルゲームの感想は今回が初めてであり、どういう風にまとめていくかは今後考えていくことにします。今回はシステムの充実度合いと大まかな内容の説明でまとめることにしました。
こういうアイテム探しゲームを本格的にプレイしたのは初めてでしたが、本作はストーリー性があり、頭を使うパズルもあったので私の好みに合っていました。初期の頃にアイテムを探すだけのゲームをいくつかプレイしたのですが、どうも私はアイテムを探す作業に快楽性は見出せないようです。本作では謎解きの半分以上をアイテム探しが占めているものの、詰まったときのヒント機能があり、時間制限やペナルティなどもなく、気楽に遊べた為、苦痛には感じませんでした。
カジュアル系のADVは一般的なADVに比べると、気軽、手軽、気楽に遊べて、私向きだと感じます。 一般的なADVの移動シーンなどはバッサリと削られており、いくつものマップを行き来してアイテムを見落とす度に目を血眼にして探しまわる必要もなく、テンポよくパズルに挑戦できるのでダレることなく一気にプレイしたくなります。本作はヘルプやヒントなど親切な機能が充実していますので、ADVは好きなんだけどいつも面倒になって止めてしまうという人 、ADVに興味があるけど重厚長大なものにはなかなか手を出しにくい人にオススメでしょうか。
あと、アイテム自体はそれほど嫌らしい隠し方をしているところがありませんでした。他のアイテム探しゲームも手当たりしだいにやってみましたが、中にはアイテムの隠し方が意地悪すぎるものがあり、辟易したものも・・・。カジュアルゲームはルールが明快ですし、10~20分遊べばそのゲームの傾向が分かるので、Big Fish Gamesの一時間体験版をプレイすれば自分に合っているか否かが分かりますね。 Big Fish Gamesの独占ゲームは品質管理をしっかりやっているようで、どれもそれなりのクオリティを維持しているように感じます。
本作のプレイ時間は2時間40分と小粒ではありますが、500円(GWのセール)なら十分な内容だと思います。他にも体験版をプレイして印象が良かったのがあったので、この機会にまとめて購入してみました。ひと月の間に6つ購入すると1つ無料で頂けるのも良いですね。人間の心理を上手く突いているように思います。というわけで、しばらくはカジュアルゲーム漬けになるかもしれません。
コメント
私も最近BFGを知ったのですが、けっこう気に入ってます。
大半は丁寧に作られている印象があって良いですね。
ラインナップにホラーやサスペンスものが目立つのは、おもなターゲット層が女性だからなんでしょうか。
アートスタイルから漂う北米的ペーパーバック感が、日本人の自分には妙に新鮮に感じますw
日本の紙芝居ADVは、ラノベって感じですからね。文化的感覚の違いが面白いです。
ローカライズされているので、ぼんやりと気分転換(そもそも気分転換じゃないゲームってなんだよw)に遊べますし、
重量級のゲームに胃がもたれているヘビーゲーマーにこそ、勧めたいタイプのゲームなのかもしれませんね。
昨年のインタビューでは30代女性や主婦が主力層と答えていますね。
http://www.nikkei.com/tech/personal/article/g=96958A9C93819499E3E2E2E2998DE3E2E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3EAE3E0E0E2E2EBE0E4E2E7
ホラーやサスペンスは単純にアイテム探しやパズルと相性がいいからじゃないでしょうか?
華やかで平和な謎解きミステリーってのはジャンル的になかなか難しそうに感じます。
逆にそういうものを遊んでみたい気もしますけど・・・。
最近はなんでもリアルタイムレンダの3Dですし、プリレンダ3DCGや2DCGを見ることが少ない分、一枚絵のADVは新鮮に感じますね。
私はプリレンダの3DCGを眺めるのが大好きなんですが、BFGのADVはまさにドンピシャでした。
アートスタイルもバタくさくなく、日本人の嗜好に合いそうなものが多い。
YahooやBiglobeなんかでもカジュアルゲームを配信していたりするので潜在的なユーザーは表に出ていないだけで結構いそうな感じですね。
日本語訳もしっかりしていますし、価格も良心的ですっかりBFGを気に入ってしまいました。
キモかわいいフェリックス君のぬいぐるみを貰えるように、クラブは継続していこうと思います。