容量でかい、でかすぎない？

冒頭のイベントでこれはアレかなと思ったが、いやぁこれはヤバイっすね。まだ大作ゲーも捨てたもんじゃないなと実感する。主人公やナチスの背景もきっちり描いていて、ゲームの中にすんなり入り込める。ムービー中にローディングしているようで休む暇なく話が続くので止め時が見つからない。

プレイヤーの挙動は少し軽い感じもするがキビキビ動けるので悪くない。リコイルも弱めだが銃撃感は感じられるし、弾が照準通りに飛ぶのでシャープシューター感が気持ちいい。敵に弾が当たるとノックバックするのでヒット感もある。

アサルト、ステルスの両方に対応させるためか、AIが少し鈍い部分はあるものの、動きに関しては不満はなく、アニメーションの質も高い。機械犬のアニメーションは少しフレームが飛んだ感じはあるがケレン味のある動きは良し。壊せるオブジェクトが多く、コンクリートの柱はフラクションに対応しているので銃撃戦でボロボロ崩れていき、銃撃の爽快感を高めている。もちろん消火器も壊せます（重要）　音が全体的に小さく、銃撃音は迫力に欠ける。中田譲治の声は合ってない。

被写界深度が強めにかかっていると見栄えが良いが、Rageと同じくテクスチャの質のバラつきが激しく、Half-Life世代と最新ゲームが混在した場所が目につく。特定のオブジェクトやキャラクターの質は高いのに、階段のテクスチャはボッケボケだったりして、見るに耐えない。スムースシェーディングがかかっておらず、△ポリゴン丸出しの部分があったりするのも萎える。ノスタルジーとSFが混在したビジュアルはカッコよく、旧作をひと通りリスペクトしたような箇所があり、ファンの人は嬉しく感じるのでは。

勉強のために購入（自己肯定）　エンジンの性能はお察しだけど元Starbreezeだから中身に期待しよう（ポジティブ）　容量クソデカボケボケテクスチャほんときらい。