楽器屋のサイト見てるとギター欲しくなるはー。新しいギター欲しくて欲しくてたまらないはー。ということで最寄りの楽器店を探したところ、けいおん!に登場する楽器店のモデルにもなったJeugiaがいくつかあるので行ってみようと勇気を出した。でも、けいおん!に触発されてギター初めたわけじゃないですから・・・(震え声)
しかし、どのお店も車では1時間以上かかりやがります。大抵、駅の近くにあるので電車で行ったほうが迷いにくいが駅まで行くのがアレだし、有料駐車場を借りるのも面倒。ということで車で行くしかありません。家から10分圏内しか外出しないUNKさんにとってそれはハードルの高い至難の技であり、家に食べるものがなくてお腹が空いた場合は水とお湯を飲んで飢えを凌ぐUNKさんにとってもそれは相当なアレなわけです。おまけに道も分かりやしないし、カーナビも付けてません。看板を頼りに勘で行くしかないのです。
地図をコピーして、ルートをチェック。スマホのマップに行き先を記録して家から出ました。ただ、スマホをずっと起動させておくとバッテリー切れして、迷子になるとも限りません。スマホが最後の砦であり、カンダタの蜘蛛の糸でありますからナビ機能は使わず、位置チェックだけに頼ります。持ってて良かったスマホ!メールも電話も一つも受信せず、家に置いたままで高価なオブジェと化しているスマホがとうとう役に立った!
車で走ってたら雪が降ってきやがりました。不吉な予感がビンビンします。遭難するんとちゃうやろうか。
40分ほどで近くまで行ったもののそれからが長かった。道が入り組んでいて全然たどり着けない。住宅街に入るわ、商店街に入るわ、有料道路に入りそうになるわ、同じ道を二度も通るわで「もう今日は諦めた方がいいんじゃなかろうか・・・。UNKさん@がんばりました」と挫けそうになったところでようやく発見。1時間20分の旅となりました。
しかし、Jeugiaさんがこれまた入り組んだデパート街の中にあって、探すのに手間取る。暇そうにしている店員さんに「ここらへんに楽器店ってありますか?(震え声)」と聞いてようやく発見。苦難の道程でした。はじめてのおつかいなら泣きべそかいてスタッフやカメラマンが手助けしているレヴェル。
バイオリン・ピアノ・ドラムなんかも置いてあって、ギターは50本くらいというところ。それでも気になったやつがいくつかあった。ギターをジロジロと15分くらい見ているとようやく店員のおねーさんさんが「なにかお探しですか?」と声をかけてくれたので、「友達が引越す時にギターをくれて、それで興味が湧いてきたのでちゃんとしたやつが欲しいと思って。フロイドローズはめんどくさそうなのでそれ以外で予算は5~10万くらい」とデタラメなストーリーを説明。だって、Rocksmithでギター始めてって恥ずかしいじゃないですか~。
「フロイドローズは確かに面倒ですよねー」「大きく分けてストラトとレスポールタイプがあるんですけどどっちが好みですか?」「どういう音が好きですか」と尋ねられたので、「いま持ってるのはレスポールの安物で、ヘヴィーな感じのサウンドが好み」と返答。じゃあ「レスポールの方がいいかもですね。せっかくですから試したいのが見つかったら試奏したいって言ってくださいね」と言われたが試奏なんてできるわけないじゃないですかー。完全に晒し者じゃないですかー!「てっ、店員さんが試奏してくれますか?(震え声)」と尋ねると、「すいません。わたし弾けないんです」とお答え。もはや絶望的です。
とりあえずPRS・Fender Japan・Ibanez・SGに絞った。これを触らせてもらうかなと思っていると今度はおにーさんが「お探しですか?」とお尋ね。「コレとコレとコレを触ってみたいんです」と言うと「では、こっちへ来て下さい」と言われて三畳くらいの大きさの個室へ。そこにはアンプが置いてあって、しっかり遮音されるようになっていた。アレです。恥かかなくてすみそうです。またデタラメなストーリーを説明し、「店員さん弾けますか?」と尋ねると「了解しました」と色んなフレーズを弾いてくれました。スゲーうまくて呆然としたはー。
その後にギターを渡してくれて、「どうぞご自由に弾いて下さい」と言われ、店員は外へ出ていかれたので感触を確かめたり、簡単なコードを試したりできた。Jeugiaさん、気が利いてて良かったはー。それを何度か繰り返して、各ギターのサウンドの傾向を教えてもらったり、同じアンプの設定で弾き比べてもらって音を確かめたり。Fenderは音が軽やかすぎて没、PRSは触り心地は良かったがパンチが足りない、SGはエッジが立ちすぎ、Ibanezは輪郭がぼんやりしててズッシリしたヘヴィーなサウンドで一番好みだった。「音なんてそんな変わらんだろ」と思っていたが実際に聴き比べると全然違う。店員さんも「価格でどうこういうよりも自分がどんな音を求めているかで決めた方がいいです」とのこと。グラスルーツを勧められたが粘っこい感じのサウンドと見た目がアレだったので却下ということに。
Ibanez RGがバッチリすぎたのでもう買うしかないだろうと。ネットで買った方が安くすみそうだが、せっかく色々と教えてもらったり、お世話になったからJeugiaさんで買うしかない。ただ、Ibanez RGは弦張りがクソめんどくさそうなフロイドローズで、店員さんが「弦張り替えるのでやり方も説明しますね」と言ってくれたので助かった。ロックの仕方やブリッジの調節、チューニングの仕方まで一つ一つ教えてもらい、勉強になった。
あとは店員さんが使っていたチューナーが良さそうなので聞いてみたら色付きのやつが売れ残っているので割引してもらい、ギターのボディを磨いてもらった時のポリッシュ、スタンドとピックも併せて購入した。これで5万うん千円だったが、「端数は切っちゃいましょう」と5万ポッキリにしてもらった。Ibanez RG370DXZ BKはネットの最安値だと38,680円だが平均は46,319円なのでそんなに損はしていない。ただ、チューナーはネットで買った方が安かったかな。まぁ勉強代も含めてなら十分です。それ以上の価値がありました。
というわけで楽器店おすすめです。やっぱりメーカーやギターによって音や触り心地が全然違います。ネットではここらへんは分かりません。「楽器店とか怖いはー。外の世界怖いはー。家から出たくないはー」という人も勇気を出して行ってみましょう。
Ibanez RGはアームが付いてるのでアームを動かしてギュイイイーンというのが出来るんですね。スティーブスティーブンスのジュワジュワジュワ~つうのもできるのかしら。
コメント
おつかい成功おめでとうございます。デタラメストーリーを展開するUNKさんの映像が見たいです。
新ギターおめでとうございます。
超うらやましい…。なんか見た目も格好良いし。
それにしても良い店ですね。
お、ギター購入おめでとうございます。
ギターは絶対に楽器屋で購入した方が良いですよー。
これからも是非がんばってくださいませー
>>だまおさん
UNKさん頑張りました。ギターを通じておつかいのレベルもアップしました。
デタラメストーリーはあまりに言い訳じみてるので門外不出です。
>>Blackstarさん
今回は自分でちゃんと選んだので愛着も湧きそう。
ネックが細めでメイプルなので手触りが良くて弾きやすいです。
エピフォンのやつとはかなり違う。あとハムが二つ付いてるからなのかノイズも乗りにくくてヘッドフォンでやる時に快適でした。
ここのお店はサービスもしてくれましたし、店員さんがバッチリ弾ける人だったので聴き比べがやりやすくて良かったです。
ちゃんと弾ける人にやってもらわないと違いは分からんですね。
>>t4tsuroさん
やっぱり楽器店で選んだ方がいいですね!勇気を出した甲斐がありました。
さらにやる気も出てきたので頑張ります。
すごい!しばらく見ていなかった間にunkさんのブログがFPSじゃなくてギターブログになっとる!
Rocksmithの力は偉大ですね。
DTMerなんでこのままの流れで
「PCでドラムとベースで打ち込んで、オレのギターを録音したいぜぇ!」
っていう流れになってくれることを期待しています。
確かzoomのマルチEFXってCUBASEかSEQUELのお試し版ついてませんでしたっけ?
やろうぜ宅録!
それ、自分からもおすすめしますw
G3はオーディオI/Oでもありますし、環境もバッチリ!
まずはドラムの打ち込みだけやって(これはベロシティとかこだわらなければ簡単)、それに合わせてギターの1〜2小節だけのリフを録音・切り貼りして曲っぽいことしてみたり。
新しい趣味に開眼するかもしれませんよ。
で、そのうちシンセとかも欲しくなって散在しまくるのです!
>>匿名さん
>>Blackstarさん
Rocksmithでギターうまくなるか否かなんて話になりがちですけど、自分はRocksmithが無ければ絶対にギターを始めようとは思わなかったです。
新しい世界へ後押ししてくれたわけですから、やっぱりRocksmithはスゲーです。指ソフトのことはあんま褒めたくねーですけど。
出来る事ならこれが10年前に開発されて、10代でギターを始められていたらなと・・・。
趣味でやってることなので年齢なんて関係ねぇと言えばそうですが、若い内にそういうきっかけがあれば最高でしたね。
当時のゲーム機のスペックや技術的にアンプやエフェクターのシミュは厳しかったのかもしれないですけど。
お察しの通り、G3を買ったのは分かりやすそうなのもあったんですが、Sequel LEがバンドルされていたのもありまして、DTMには興味あったんですよ。
アッポー信者じゃないから手を出さなかったですけどガレージなんとかは分かりやすそうでいいなーと思ってたクチです。
普通の打ち込みソフトとか機材とかはちょっとハードルが高すぎるので。
今は宅録とかそういうレベルでは全然ないのでアレですけど、曲をいくつかコピーしてソラでフレーズを弾けるくらいのレベルになればやりたいと思ってます。
ドラムもベースも打ち込みじゃなくて、電子ドラムとベースも買っちゃうぜぇー、ついでにキーボードも買っちゃうぜぇー的なことになったり、
ドラムは指先を器用に動かさなくていいからこっちの方が性に合ってるぜぇー的なことになるかもしれませぬ。
「音楽会 木琴を叩く」を見て、音楽はまず情熱が大事だなと思いました。
おおーDTMにも興味おありなんですね!勝手にテンションあがってしまいますわ!
このままDTM Unknowmにしていきませ(ry
ガレバンは実質無料なのがウラヤマですが、winでも最近はCUBASEとかLIVEとかProToolsとか、業界標準のDAWで良いのがいろいろあるので、お暇でしたら色々探してみると面白いですよ。どれも体験版とかありますしね。
自分が使ってるのであれですけど、LIVEとかおすすめです。MIDIも譜面もわからなくてもなんとかならー!な感じが意外とロックで自分には使いやすかったです。SequalのUIに慣れたらCUBASEとかも全然ありですよね。
電子ドラムもいいですけど意外と下のフロアへの遮音がめんどくさかったりするので、まずは1万円ぐらいのパッドIF(padKontrolとか)とドラム音源(addictivedrumとか15kぐらいで買えますけどアニメのBGMとか主題歌でも普通に使われてたりするドラム音源のソフトです)をバシバシ指ドラムで打ち込むのも楽しいですよ!
BlackstarさんもおっしゃってますがDTMで散財するのもまたいいものですよw
Guitar Unknown→DTM UnKnownに変化していくかもしれませんし、三日坊主UnKnownになるかもしれませぬ。
DTMの情報ありがとうございます。参考になります。
CADや3DCGソフトに比べてDTMのソフトは上位クラスでもお安いみたいなんで、価格的に手を出しやすいと言えば出しやすいですね。
ギターとベースとドラムのバンドサウンドで曲作ってみたいですよねー。デタラメな英語風仮歌入れて、デモ音源的なのを。
そう考えると夢が広がりますよね。まぁまだスタートラインに立てたかどうかも微妙なところですけれど。ギター弾けるようになりたいなー。
今はネットもあって楽器とか音系ガジェットも手に入れやすくて本当に良い時代になりました。
ガレージバンドは確か1個前のVerからギターレッスン(というか楽器レッスン)が本格的に搭載し、
そこそこ面白いという噂を聞いた事があります。
DTMいいですよ。音楽は上手い下手ではなく、面白いか、楽しいかというのが大事だと思っています。
今はSoundCloudもありますし、誰かのオケに合わせて弾いてなんて事もできます。
更に1年前にはYAMAHAが「ネットデュエット」というオンラインでの楽器セッションツールとかリリースしています。
少し慣れたら僕と一緒にブルースジャムとかネットでしましょう:)
余談ですが僕もAbletonLiveをメインDAWとして使ってます。
ZOOM G3の購入動機と同じように”直感的に分かりやすく”というのは音楽をやる上でめちゃくちゃ重要だと思うので、そういう意味でもLiveは個人的にオススメです。
ドラムもKORGのnanoPadとかiPadを持っているのならそれなりのMIDIパッドとかでもいけますし、無料でもびっくりするぐらいイイ音するのもありますよb
ギターレッスン、これは個人レッスン受けてるような感じで面白そうですね。
デュエットとかめっちゃハードル高いじゃないですかー。必死で練習してt4tsuroさんにドヤ顔できるくらいまでレベルアップしないとですね。