クリア。CD三枚目と四枚目は短く、すぐに終わってしまった。エンディングは続編があるような中途半端な終わり方で後味が悪い。エイリアン倒してヤッターでよかったんじゃない?と思うのだが、それは私が凡人だからなのだろうか。
後半は人型エイリアンや爆弾投下型戦闘艇が登場し、バリアー装置破壊やエイリアン艇を操作するミッションによってゲーム展開に変化がつけられていた。難易度はステージ毎にそれぞれ山場が用意されているタイプで、トライ&エラーで覚えないと厳しいところが何箇所かある。基本的に敵の登場パターンや進行は変わらないので(進路が分岐するところはある)、何度か繰り返せばクリアできるだろう。
エイリアン基地のデザインと深海の描写がマッチしていて、幻想的な雰囲気を作り出している。爆発の描写やレーザー光線の蛍光色が、その幻想的な雰囲気に華やかさを与えている。
スターウォーズ4のデススター攻撃戦を彷彿とさせるハイスピードバトル、入り乱れる状況や緊迫した展開は映画の主人公になったような気分を味わわせてくれる。演出重視のゲームだが、その演出を押し付けがましいと感じなかったのは、美味しい所を自分でプレイできるからなのだろう。美麗なムービーを見せることよりも、プレイさせることに拘っている点を評価したい。また、パノラマモードやスーツ戦を用意し、ミッション内容に変化をつけることで単調にならないようにする工夫が見られる。
LD系シューティングゲームが好きな人は遊んでみてほしい。 かなりイイ線をいっている作品だと思う。
やはりLDゲームに適しているのはシューティングか。ボタン押しのLDゲームは、ゲームとしてカテゴライズするための苦肉の策に過ぎない。あれなら素直にOVA見た方がマシだ。動画を見たいだけなのに、なぜしょうもないボタン押しをしなければならないのか。LDゲームの中には手段と目的を履き違えているものがたくさん存在する。前々から言っていることだが、LDゲームは動画の内容が面白いのであって、ボタン押し自体はなんら面白みがない。「ボタン押し最高!」、「ボタン押ししたいがためにLDゲームを買った!」という人が居たら見てみたいものだ。
感想はのちほど。次はNOXをプレイしようかな。Diabloよりもアクション要素の強いRPGらしい。