Bionic Commando Rearmed – 懐かしいけど新しい(2)

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やはり誠実なリメイクだ。ヒットラーの復活の核である「ワイヤーアクション」の爽快感を残しつつ、不評な点を改善し、さらに改良が加えられている。原作レイプや改悪リメイクが氾濫している昨今では珍しい。ボス戦の変更や追加ワイヤーアクションなどの新要素を取り入れるのはかなり悩んだだろうし、苦労したと思うが、しっかり面白みに繋げているのは見事。

前作風のボス戦もあるよ

前作は「コアを攻撃して終了」という単調なボス戦が大半を占めており、バイオニックアームは移動にしか使われていなかった。しかし、今作ではバイオニックアームを攻撃手段にも用いるようになり、ワイヤーアクションが前面に押し出されている。

また、ボス戦はバリエーションに富んでおり、一筋縄ではいかないやつらばかり。単純なゴリ押しは通用せず、弱点とパターンを見極めなければ勝てないようになっている。

弱点はどこかな?

中盤のステージでバイオニックアームがパワーアップし、敵をつかめるようになる。つかんだ敵を放り投げて、他の敵にぶつければ一石二鳥で倒すことが可能。これも今作で加えられた要素だ。

一発でつかめるのは強力すぎる感じはあるが、つかめるのは雑魚兵士のみ。武装した特殊な兵士はつかめないようになっており、バランスが取られている。

敵をつかんでほうりなげる

ステージの構造は原作譲りの難易度で挑戦しがいがある。何度か死んでマップやパターンを覚えれば、苦労した場所もいつのまにかサクサクッと進めたりして、操作が上手くなった実感を身を持って味わえる。まさに古き良きアクションゲームの感覚だ。外見は今風に刷新されているが、根底には原作の魂を感じる。

そして原作ファンやレトロゲーファンのみならず、初心者のための気配りもしっかりしている。チュートリアルステージをクリアすれば一連の操作を習熟できるし、難易度の調整も可能。ボス攻略のヒントがハッキングで得られるので、投げっぱなしジャーマンスープレックスというわけでもない。

開発元がGrinと聞いたので、投げっぱなし度の強いSゲーを予想していたのだが、意外に遊び易い作りで驚いた。ここらへんの調整はカプコンがコントロールしたのだろうか。あるいはGrinの中の人が優しくなったのか。新バイオニックコマンドーのプロデューサー「ベンさん」によると、Grinはこのプロジェクトに対して並々ならぬ熱意があったようだけど。

Grinは個人的に好きなメーカーだっただけに倒産したことが残念だ。Grinの元メンバーたちが新会社を興したそうだけど、あのGrinマークが二度と見れないのは寂しいね。

タイミングを体で覚えろ

残り4ミッション。隠し要素を探したり、タイムアタックに挑戦したり、難易度をあげたりすれば結構遊べそうだね。

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