淫夢のなにが面白いですかって、最近聞かれることがあるんだけどなんなんでしょうね。初めは淫夢という単語を聞いて、ニコニコ大百科の記事から四章から一章を順番に見始めたのがキッカケだったと思うんですよ。話の展開が少しおかしいとは感じたんですけど、初めて見た時はそこまで面白いとは思わなかったんですね。野獣先輩のシーンは少し引き気味だったかもしれない。えっー、なにそれっ(エ)って。赤い大文字や似たような言葉(語録)も意味が分からなくって。
ところが本編見た後に男優の素材を使ったMAD、普通のノンケ向け動画だと思わせておいて後半に淫夢要素をぶち込んでくるものも見て、これはエア本やレスリングに近いものなんだって分かって、語録やその使い方が分かってくると淫夢のコミュニティが居心地が良いように感じるようになったんですよ。UNKさんは基本的に荒らし属性があるのでそういうのを好んでしまうのもあって。
語録を乱用するのは要するにガンダムやジョジョとか、90~00年台のエロゲコミュニティみたいな感じですね。困惑することがあったらとりあえずアムロとかポルナレフの台詞を言ってみるみたいな。エア本の語録は使いどころが難しく、レスリングはほとんど空耳でこれまた使うところが限られていたんですけど、淫夢の場合は日常的なシーンで使うような言葉も語録化していて、汎用性が非常に高く、それだけで会話できてしまうのが一番の特徴といえます。ガンダムやジョジョにしても作品の内容を語ったりする時は普通に話すのでそれで荒れたりするんですけど、淫夢の場合だと語録で会話するというルールがあるので淫夢民同士ではそこまで加熱しなかったりするのも利点。
使いやすい語録が多いことがコミュニティを繁栄させることにも繋がっていて、とりあえず語録と関係したり、連想させるようなシーンがあればなんでも語録でコメントする。そして、その語録に対してまた語録で掛け合いするという形で盛り上がっていく傾向があって、やっぱりニコニコはコメントが多い方が楽しいじゃないですか。しかも、淫夢語録さえ知っていればコメントの内容が理解できる。あまり内容が面白くないものでも語録の応酬していれば普通に見れてしまうんですね。自発的にコメントができない人も語録なら使えるし、ルールさえ守れば突っ込まれることもない。
語録を使うことでコミュニケーションのコストを下げるのに成功しているんですね。発言する方はもちろんそうだし、受け手にしてもあまりダメージを受けずに聞き流せる。たとえば何時間かかけて動画作ってアップロードしても「なにこの動画。しょうもない。消せ」って言われたら悲しいじゃないですか。それが「お前ホンマ使えんわ。あーつっかえ。もーホンマ使えへんわ。辞めたらこの仕事? こんなアホらしい・・・。」って言われてもカーリーがなにか喋ってるイメージが浮かぶだけで自分に直接言われているようにはあまり感じないし、自然にオブラートに包まれるんですね。前述したように淫夢コミュの特徴として、そういうカーリーの語録使ってる人も他のシーンで他のコメントをくれていたりするので辛辣な語録も紛れてしまう。
ノンケ向けのネットコミュニティの言葉って、なんかとても辛辣じゃないですか。特にヒドイのがYoutubeのコメント欄。頭おかしい連中が書き込んでいるんじゃないかって思うところもたくさんある。特定のルールがなかったり、リテラシーの低い無法地帯なところではそうなってしまうのかもしれないけど、当事者じゃなくてもアレが目に入るとつらいんですよね。なんで本名みたいな名前でこんなキチガイみたいなコメントしてんのって。
初期のクッキー☆の一般東方ノンケ兄貴のコメントもそうだし、KNN姉貴の実況動画に対する一般ノンケ兄貴にしてもそう。言葉がひどすぎるんですよ。淫夢の言葉だって汚いって言われたりするんだけど、語録とその使い方を知っていればそういう風には感じないんですよね。淫夢コミュはやさしい世界なんです。だからね、UNKさんが淫夢語録ばっか使うようになったのも発言コストを下げるためでもあるし、あんまり人を傷つけたくないので意図的に使ってる部分もあるんですよ。ノンケの世界怖いなー、とづまりしとこって最近思ってます。
ちなみに最近の好きキャラはRIくんとKGくんです(ノンケ)
コメント
何だこのマジレス!(驚愕)
お兄さん許して、お兄さん許して。ハァー、ハァー、眼球壊れる。 ハァー、長い長い長い。文字に犯されるの嫌。免許が眼鏡等になっちゃう。文字嫌。眼球壊れる。 近視、乱視になっちゃう。文字に犯されるの嫌。近視になっちゃう。 いやぁーいやぁーんにゃーにゃぁーにゃぁーにゃぁー眼球壊れるうううぅぅ
みんなハッピー↓
ホモの包容力でネガだった僕もポジになれました(真顔)
ノンケのネガも明るく変えられる会話の(ポジ)種として静かに撒いていこうと思います
おっ、そうだな。
じゃけんポジ広めましょうねぇ~。