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S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat

S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – ストーカー完結編(5)

クリアまで22時間。エンディングはゲーム内で関わってきた人達の顛末が個別に描かれている(Fallout 3みたいだ)。フラグの有無で結果が変わってくるのだろう。Shadow of Chernobylのエンディングよりも詳細にプレイヤーの行動が反映されている。今回はフリープレイに重点を置いていたから、このエンディングの作りは合致している。ラストのミッションでは、あの人も登場し、あれからどうなったのかも分かるようになっており、三部作を締めくくるに相応しいストーリーが描けていると思う。

一方、ゲームプレイは建物や研究所の作りがあっさりしていて、物足りなさを感じた。X8は拍子抜けするほど短いし、他の建物も同様。前作、前々作のような「いつ解放されるか分からないクドさ」や強烈な体験は皆無。インフレ化していくプレイヤーの能力に比べて、内容が淡白すぎる。

とはいえ、サブミッションはそれぞれにストーリー性があり、これまでの作品よりもやりごたえのあるものが多い。また、シリーズの中で一番フリープレイ的な遊び方ができるようになっている。強制的な戦闘は減少し、野戦は回避しやすくなり、各派閥とも八方美人で仲良くできる。誰と仲良くするか、戦うか否かの主導権はプレイヤーが握っている。

このシリーズが好きな人は今作も楽しめるだろう。「Shadow of Chernobyl のあの人はどうなったのかしら?」と胸にしこりが残っている人は今作を遊ぶことでスッキリするのではないだろうか。逆に、S.T.A.L.K.E.R.が合わなかった人は無理して遊ぶ必要はない。内容はあくまで拡張パック止まり、ファンに向けられたファンディスクだ。

S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – 寝不足なのは誰のせい(4)

時間を忘れて没頭している。X8に突入したが、今回はオーバースペックになりすぎて、緊張感に欠ける。強化外骨格を装備すると90kgまで持ち歩けるようになり、ガウスライフル+G37+カスタムThunderと弾1000発を持ち歩いても、まだ重量に余裕がある。強化外骨格をフル改造すると4つまでアーティファクトを所持できるようになり、チートくさい効果(自動回復、スタミナ回復)の恩恵を受けられる。G37とカスタムThunderは三段階までフル改造を施しており、もはやMonolith兵30人相手でも怖くない。おまけにクリーチャーはガウスライフルで速攻倒せる。

Shadow of Chernobylは制限を与えることによって、恐怖感を演出していた。レッドフォレストや研究所の探索はいつ終わるか分からない長い道のり&低性能な装備&重量制限による弾不足の三重苦で心細さに押しつぶされそうだった。

しかし、Call of Pripyatの場合、X8の入口は軍施設の近くにあるので一旦補給するために簡単に戻ることができるし、Clear Skyよりも装備の改造要素が増えたお陰で強力に鍛えられるようになった。超人のごとき能力を獲得した今、怖いものは何もない。クリーチャーはこれまでの2作+MODで出会ったやつしか登場しないし、敵兵士も同様。ここは一つ、びっくりするような新規の敵が欲しかったところだ。

Call of Pripyatは今までの中で「俺Tuee感」が一番味わえる仕様になっている。強力な装備を用意してサドっぽく攻めるのか、それとも敢えて貧弱な装備でマゾっぽく受けるのか。どこまで自制するかもプレイヤー次第ということなのかもしれない。今まではMODでなんとかするしかなかった部分がゲーム内でなんとかできるように調整されている・・・といえば聞こえがいいだろうか。Shadow of Chernobylに比べれば、痒いところに手が届きやすくなり、ずいぶん便利になったのだ。

S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – 帳尻合わせ(3)

プレイ日記の続きです。

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S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – プリピャチが止まらない(2)

プリチャピに入った。現在のプレイ時間は19時間。もうそろそろ終わりそうか。私はサブミッションを全てクリアするようにしているが、サブミッションをまったくやらずにメインミッションだけを進めたら相当短縮できそうだ。

Call of PripyatのミッションはShadow of Chernobylの研究所のような胸にずっしりとくる重みがなく、こじんまりとした印象を与える。その代わり、ドッと疲れることもないので、だらだらとプレイが持続していく。Shadow of Chernobylのミッションは拘束時間が長く、一区切りを終えると一時中断するほどの疲れを感じたが、今回は中規模のミッションが地続きで繋がっており、止め時がなかなか見つからない。MMORPG寄りというか、フリーローミング的なプレイが強調されている。

今回はモンスターとの戦いが多い。というより、強制的な銃撃戦が減っているため、相対的にモンスター戦が多く感じる。Call of Pripyatのエリアは広めに作られているお陰で、野外戦の回避が容易だ。前2作はルートが限定されており、移動通路に敵が配置されていたため、行き来する度に戦闘が起きていた。

それに今回はMonolith以外の派閥とは友好関係が築けるようになっており、良い子ちゃんプレイをしていれば多くの戦闘を回避できる。戦闘するもしないもプレイヤーの選択次第ということだ。

とことで、今日もプレイ日記を記す。もうそろそろクリアしそうなので、中途半端に終わるかも。

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S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat – 一見さんお断りのファンディスク(1)

S.T.A.L.K.E.R.シリーズ第三弾。ゲームシステムや世界観は引継がれ、今回もZoneの物語が描かれている。Call of PripyatのストーリーはShadow of Chernobylの後日譚であり、時系列では一番最後の話となる。Clear Sky→Shadow of Chernobyl→Call of Pripyat。これまでのストーリーは冒頭で紙芝居形式で語られる。

マップは新規のものになっているが、素材(オブジェクト、キャラクター、テクスチャなど)は流用されているため、既視感を覚えるのは仕方のないことだろう。

Shadow of ChernobylやClear Skyは一つのエリアに対して大規模な建物が一つ用意され、エリアがブツ切りで点在している形だったが、今回はエリアが広めに作られており、その中に中規模な建物や観光名所的なロケーションがいくつも配置されている。ロードを頻繁に挟まず、没入感が持続しやすい。

今回は放浪や野宿をしているストーカーが結構いて、野戦に興じている姿をちらほら見かける。前作に比べて若干ではあるが、生活感が増している印象を受けた。AIの動きには大きな変化は感じられない。ただ、Clear Skyに比べてグラナータを投擲してこなくなったように感じる(Clear Skyは投げすぎ!)。

重さはClear Skyと同程度。DX11に対応したが、私の環境では試せないので割愛。今までの2作は安定度に問題を抱えていたが、今回は非常に安定している。今のところフリーズやCTDは発生していない。先発のロシア版が犠牲になってくれたお陰だろう。初期リリース版は不安定なのがS.T.A.L.K.E.R.の特徴だったので、今回は洗練されすぎてファンとしては一抹の寂しさを感じるかもしれない。

マップが広くなり、遠くまで見渡せる場所が増えたが、そのせいで草のポップアップ表示が気になってしまう。遠くから見ると禿山でも、近づくと草がポコポコと生えてきて違和感がある。ここらへんはもう少し調整を煮詰めて欲しかったところだ。

内容はこれまで以上に一見さんお断りの雰囲気が漂う。親切なチュートリアルはなく、マップに放り出された状態からスタートする。今まではトレーダーのおっちゃんが親切に手ほどきしてくれたが、そんな人は居ない。ゾンビやブラッドサッカー、強い銃器が初めから登場し、「前2作の経験を活かしてサバイバルしてね♪」という感が強い。

サブミッションNPCが多くなっている。サブミッションの内容も前2作の類型的な感じに比べれば充実。前作のメインミッションとサブミッションの中間くらいの内容が、今回はサブミッション扱いで盛り込まれている。

クイックスロットに4つまでアイテムを登録できるようになり、アイテムを使用しやすい。今回はドーピングアイテム(一時的に能力を上昇させる薬)が登場し、アイテム数が大幅に増えたのでクイックスロットを設けたのだろう。

ベッドで眠れるようになり、時間調整が簡単に行えるようになった。夜はフラッシュライトだけでは探索が不可能なほど暗いので、ナイトビジョンが使えるようになるまでは重宝しそうだ。ちなみに主人公は時間が経つと空腹を感じる。寝た後はたいていハラペコ状態だ。

相も変わらぬS.T.A.L.K.E.R.。Zoneの希有な体験はS.T.A.L.K.E.R.でしか味わえない。Call of Pripyatは「本編とMODはやり尽くした。まだまだZoneを食い足りねぇよ!」という人におすすめな内容かもしれない。FPSで言うところの拡張パック、エロゲーで言うところのファンディスク的な内容か。S.T.A.L.K.E.R. 2はCry Engine 3で開発が予定されており、今度は素材も一新してくるだろうからリリースまでは相当時間がかかると思われる(GSC Game World的な意味で)。もしかしたら最後になるかもしれないS.T.A.L.K.E.R.を心ゆくまで楽しむとしようか。

とことで、以下からS.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat日記。説明だけではゲーム内容を伝えにくいので、プレイ日記と併せて記述することにした。人によってはネタバレに感じるかもしれないので注意してほしい。

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