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冬やけど冬じゃないでー

・Neverwinter

オープンベータハジマタのでプレイ開始。ビホルダー鯖でメイジで始めますた。D&Dなんだから当然ビホルダー一択だよね。ビホルダー以外選ぶ人居るの?

普通に40~60ダメージ与えちゃっててどこがD&Dやねんと突っ込みたいところもありますが、ノンターゲッティングシステムでジャンプもできるし、メイジなら瞬間移動もできたりとアクション性がかなり高く、操作性は良好。氷系の魔法を当て続けたらボスも凍っちゃうでー。初めた人はビホルダー鯖でAnesan(名前)と握手しよう。

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これLv15まで上げないとウィスパーできないのかなぁ。


Guild Wars 2 – 人付き合いは大変だよ(5)

Lv30になったのでAscalonian Catacombsのダンジョンへ行けるようになった。ダンジョンは最大5人で挑戦できるグループ向けのコンテンツ。ソロでも入れるものの敵の強さがグループ向けに調整されている為、パーティーを組んで挑むのが望ましい。ソロでも協力しあえるようにデザインされているGW2だが、ダンジョンは唯一自発的にパーティーを組まないとならないコンテンツといえる。

というわけでぼっちメシストの私はダンジョン前でパーティーメンバー探し。幸いにもメンバーを集めているグループが居たのでそこに参加させてもらった。すでにクリアしている人が居たのでその人について行こうとしたが「ウォリアーのお前がみんなを先導してくれ」と何故か切り込み隊長へ指名される。「シーフかレンジャイが敵をプルした方がいいんじゃないの?」と聞いてみたが、「彼らは初めてだからお前が行ってくれ」とのこと。「いや私も初めてなんだけど・・・」と言ったが怪しい英語でだらだら話しているとチャイニーズに日本人だとバレて撲殺されかねないのでとりあえず私が先頭を進むことに。

ダンジョンの敵はとにかく強い。雑魚的ですらダイナミックイベントのボス並の固さ。ダメージも半端じゃなく近接で戦っているとすぐに瀕死状態に陥る。パワーとクリ特化の私では耐えられないので適度にライフルに持ち替える必要があった。ヒーリング重視のガーディアンが欲しい。

ダンジョンにはウェイポイントと修理屋があるのでゾンビマラソンが可能。全身破壊され、修理費に泣かされながら先を進む。ボスでももちろんゾンビマラソン。ボス部屋には褒美の宝箱があるのでそれをみんなで開けるのが楽しい。ダンジョンには即死トラップも用意されており、ハック&スラッシュの雰囲気を彷彿とさせる。やはりこういう面からも初見の人間が先導するのは間違っている。

ダンジョンをクリアするとレア装備と13sコインをもらったので修理費は取り返したし、儲けもあった。経験値も1万以上もらえるがAscalonian Catacombsは攻略に一時間近くかかる。メンバー集めや攻略の手間を考えると気軽にはできそうにない。また、GW2はクラス分担がEQ系MMORPGのように明確に分けられていないので、全員で固い敵をひたすらボコるだけで大味。ダイナミックイベントでもPvEの大味さ加減は感じられたが、ダンジョンではそれがより顕著になる。ただし、今まで私は完全にソロでやってきたのでまともに外人さんと会話する機会が無く、今回はその辺の新鮮味があった。もちろん人付き合いの特有の面倒くささもあるわけだが。

ダンジョンクリアの褒美のレア頭。性能も見た目も普通。ウォリアーの頭ってどうしてこうもダサいもの揃いなのか。アートワークで頻繁に登場する二本角が生えた牛みたいな頭が欲しいのだが今のところ出会ったことがない。

Lv35になるとAscalonian CatacombsのExplorable Modeが解禁となる。こちらはLv30のStory Modeとは違って紙芝居やムービーがなく、純粋にダンジョン探索を楽しめるモード。マップの作り自体は一緒なのだが敵やイベントが異なっており、難易度も高くなっている。

別のグループに入って収集装置を守るところまで行ったのだが敵に装置を壊されて失敗。おまけにメンバーの一人が「妹が車で迎えに来てって言ってるから落ちるわ」と脱落。「誰か誘わないと厳しいよね」ということで私が外に出てメンバー探し。他の人はフレンドに声をかけてくれて、一人補充できたのだが改めてパーティメンバーのいるダンジョンに参加しようとすると新規インスタンスとなっており、合流ができない。「二人はいまどこにいるの?」と言われたので「なぜか別のインスタンスにいるよ」と答える。「そっちの進行はどうなってる?」と聞かれたので「初めからだから君たちはこっちに来ちゃだめ」と答えた。「一度リログしてみて」とか、「キャラチェンジして入り直せ」と言われたのでその通りにやってみたが改善されず、「これバグっぽいし、三人じゃ攻略無理だから解散しよう」ということで残念ながら攻略失敗。このメンバーは良い人揃いだったし、ちょっと失敗してもフォローや助けあいもしっかりしていたので別れるのが寂しかった。

Lv40ではCaudecus’s Manorが解禁となる。ここはダンジョンというより豪邸という感じで戦闘以外に人々からの情報収集などもあり、一風変わっている。難易度はAscalonian Catacombsとは違って、かなり低めに設定されており、攻略は30分もかからない。クリア報酬はAscalonian Catacombsよりも良いので効率はこちらの方が優れている。どう見ても難易度設定がおかしいと思うのだがどうだろう。

Lv40のマップではドラゴンが空を飛んでいる。たまに降りてきて戦闘することもあるようで楽しみ。サーバーによって違うんだろうがチャールのLv40~50エリアは過疎っていて寂しい。シングルゲームをやっているのと変わらない。レベルが上がってきたせいでウェイポイントの移動費もバカにならず、鈍足進行になってきた。


Guild Wars 2 – 幻惑で困惑(4)

PvPでメスマーのイリュージョン攻撃にストレスがマッハ。敵を倒したぞ→分身でした→今度こそ敵を倒したぞ→べろべろばー。そんなメスマーの嫌らしさに憧れ、新たにキャラを作ってみる。メスマーはイリュージョンという自分そっくりな分身を三体まで作り出すことができ、敵を惑わせる。

スキルはイリュージョン生成重視、特性はイリュージョン強化に割り振ったら確かに強い。PvPでは分身に騙される人が多く、じわじわとなぶり殺せる。タイマンならまず負けないし、二体一でも渡り合える強さ。瀕死になってからでも分身を作って騙すことができるのでキルを取られる前に復活でき、しぶとく生き残れる。敵を手玉に取るプレイ感は病みつきになる。

一方、メスマーはPvEでは力不足な場面が目立つ。イリュージョン生成してからが本領発揮なので雑魚相手でも時間が長引きがち。ターゲットが死ぬとイリュージョンは壊れてしまうので毎回仕切り直しになる。おまけにAIはイリュージョンになかなか騙されず、本体に突っ込んでくるわ、イリュージョンに依存しないビルドにしても他のクラスの火力には劣り、まともな範囲攻撃が杖くらいしか無いので複数相手はさらにマゾい。PvEではガーディアンほどの爽快感は得られなかったのでメスマーはPvP専用でプレイするのがベターという印象だった。

試しにノルンでウォーリアーも作ってみたが、こちらは攻撃的なスキルが充実していて、攻撃アニメーションの爽快感も高い。ツーハンド系の武器スキルは動きが派手で使っていて気持ち良い。ガーディアンを火力重視にしたようなイメージでPvEとは相性が良く、おまけにライフルや弓も使えるので遠距離もこなせてオールマイティーに立ち回れる。やはり私は力こそパワー、脳筋職に帰結するのか。あとはパッシブスキルも充実していて、序盤はそれを装着しているだけで能力が底上げされて十分強いのであまり何も考えずに戦えるのも楽チン。

街のNPCがやたらと死んでるなぁと思ったら、ダイナミックイベントのチャンピオンが街を荒らしまわっていたでござるの巻。チャンピオンは体力が異常に高く、周りの人と協力して攻撃してもなかなか減らず、10分近く戦っていたのではないだろうか。その間に衝撃波で倒されて、他の人になでなでされて生き返ったり、倒れている人をなでなでしたり・・・蘇生システムがあるだけですごく和やかなムードが漂っている。

キャラクターが段差の上などに乗るとキネマティクスがきちんと作用しているのがとても良い。雪山を歩くと足跡が残るのも良し。地味なことだがこういう細かな作り込みが大事。段差を上っても滑るように上がったり、雪山歩いているのに足跡が残らないゲームとか二流もいいとこです。


Guild Wars 2 – なでなでするだけの簡単なお仕事(3)

片手杖と松明のビルドの攻撃が嫌らしくて使いやすい。ノーモーションで使える緊縛で敵を固めてから地面にDoT置いて、高火力の松明ブレスで焼きつくすのがいい感じ。片手杖の通常攻撃はガーディアンの武器の中では一番射程距離が広いので、放火などのコンディション系のスキルと相性が良い。雑魚敵は両手剣でグルグル、強敵は片手杖&松明が今のところ安定かな。

レベル30になるとエリートスキルがアンロックされ、二人のチャールを召喚するスキルが使用できるようになった。この召喚チャール自体が結構強いのだが、何よりぼっち旅の寂しさが和らぐ。余計なことを言わずに従順に付いてきてくれるのでコミュ障のUNKさんには最適な仲間と言えよう。残念ながら現界時間が短く、クールダウンが長いのが珠にキズ。弱くていいから常時召喚できる仲間が欲しい。レンジャーでペットを飼うか、それともミニチュアを買って鑑賞するか。ミニチュアは結構なお値段がするので今のところ手が出せない。

大きなカエルさんが可愛らしい。ぜひプレイキャラとして使いたかったところだ。正直、人間キャラとかどうでもいいので人外キャラがもっと欲しい。このカエルさんなのだが敵として戦う時は厄介。変化の呪いをかけてきてカニやトカゲに変えられてしまう。戦っているプレイヤー全員がカニやトカゲになって原始的な攻撃を仕掛けている様は微笑ましくもあるのだが非常に操作しづらい。呪いの能力は魅力的ではあるが、こんな能力をプレイヤーが使えるようになったら厄介極まりない。

一方、カエルさんに協力するクエストではブタさんに変えられて、巨人や虫と戦う。ブタさんはダッシュスキルがある分だけまだ使いやすい。ブタさんプレイができるMMOはGW2だけ!(?)

雪国に登場する白クマの兄貴も素敵なのだが拡張版でプレイキャラになったりしないだろうか。

シルヴァリのマップのイベントで画面に収まりきらないほどの巨大なワームと戦う。接近戦を挑んだら数発でやられてしまうので遠距離推奨。持っててよかった杖装備。ただ、このゲームは瀕死になっても他のプレイヤーになでなでしてもらったら生き返るので、人が多い時なら前線に出ても大丈夫。巨大ワームは例外だが、他のボスなら壁役が必要になる。ウォリアーかガーディアンが前線で戦って、瀕死になったら他の人が注意を逸らしてる間になでなでといった協力プレイを行うことにより攻略が捗る。

なでなでするだけでも経験値が入るし、みんながなでなでされた経験があるので倒れている人がいたら大抵は助けてくれる。みんな大好き辻なでなで。GW2の半分はやさしさでできています。かく言う私も倒れている人がいったら速攻飛んでいって、サンキューと言われる前に急いでダッシュスキルでその場を立ち去るプレイをしている。

巨大ワームを倒すとこれまた巨大な金箱登場でお宝タイムの始まり。どこぞのゴミ箱オンライン3と違って、こっちは有用なレアアイテムもしっかり出ます。GW2では青よりも緑ネームの方がレアリティが高いのが珍しい。

トレーディングポスト(オークション)はロンチ時よりもマシにはなったものの、使おうとした時に限ってアザラシタイム。売り切れの件もそうだけど、一刻も早く安定した新規鯖の導入が望まれる。

生産は色々と種類があるのだがとりあえず料理を嗜んでいる。料理を食べると一定時間バフがかかるのと経験値アップの効果があるので常に何か食しておきたい。生産はレシピを手に入れてそれ通りに素材を集める他に、素材を自分で組み合わせて新レシピを発見することもできる。ただ、生産レベルの低いうちはほとんど何も作れないのとレシピの数もそれほど多いわけでもないのが残念なところ。素材の素材を組み合わせて初めてできるとか手間もやけにかかる。


Guild Wars 2 – パンドラトゥモローに夢はない(2)

絶景ポイントの「ビスタ」にはアスレチック要素のあるところも・・・。道順が分からない時は他の人に教えてもらうことができるのがオンラインゲームの強みか。シングルゲームではこういうのはやる気にならないけどGW2では楽しい要素の一つ。

GW2はエリア探索だけでレベリングが可能だし、クエストやイベント数が多いのでやるクエストがなくなるということはないし、PvPではカンストで戦うことになるのでレベル上げがあまり目的化していない。それとゲームパッケージさえ買えばずっとプレイができるので急かされることなく、コンテンツをじっくり味わうことができる。普段は効率厨の私もこのゲームでは効率のことを考えずにプレイできる。

一つのクエストをクリアしようとしていると他のクエストやイベントを発見し、数珠つなぎ的に繋がっていて一度やり始めると止め時が難しい。あっちにクエストあったからやろー→イベント近くであったから参加しよー→とかやってると本当に終わらない。前の記事でも言ったけどイベントは赤の他人と一体感を味わえるような作りになっているのでみんなでワーワーやってるだけで楽しい。PvEのバランスは大味なのでEQのガチガチのレイド戦のような緊張感はないものの、幼稚園のサッカーのようなゆるいお祭り感はある。いまさら何時間もパーティ拘束されてギスギスした戦いをオンラインゲームでやるつもりはないので、自分にはこれくらいのゆるさがちょうど良い。

武器は両手ハンマーとスタッフがPvEでは使いやすいかな。ハンマーはふっ飛ばしとガード技、スタッフは射程が長く、ヒット&アウェイで戦えるので死ににくい。タイマンではハンマー、ザーグではスタッフという感じ。両手剣のクルクル(WW)は楽しいんだけどダメージをくらいに行くようなのものなので結構事故死したりする。片手剣は連続攻撃スキルだけで面白みに欠ける。ウォリアーの二刀流がちょい羨ましい。

チャール、人間、ノルンの順番でホームエリアを探索してみたが、ノルンの雪山が美しい。特に森林地帯の雰囲気が抜群。夏場にこういう景色を楽しむのも乙なものです。ノルンの体格は人間の倍くらいあって、標準的なチャールよりも大きい人が居てビビる。ノルンは両手剣か二刀流のウォリアーが似合いそうだ。GWは前作もそうだったが洋ゲーにしては人物造形が美形な仕上がり。AFKしている美人さんがいると思わず近くに駆け寄ってジロジロ見たくなる。いや・・・装備品を確認してるだけですからね。

ノルンの子供の子守をしつつ、外敵から守ってやるクエスト。雪玉を子供にぶつけて倒せるMMOはGW2だけ!(?)

腹を空かせた子グマに魚をあげたり、狩猟者や罠を取り除くクエスト。クマーが可愛くて和む。チャールが子グマに魚をやってる図は余計和む。

MMORPGにしては珍しく水中戦搭載。私はDAoC以来かな。水中では専用の武器に持ち替えて戦うことになる。水中では普段は見ることのできない他人のアレがモロに見える。女性キャラの周りには人が集まるとかいないとか。これもいわゆる「ビスタ」ですな。


Guild Wars 2 – ぼくのぼっち戦争(1)

スポーツライクな対戦で人気を博したMMORPGの続編。一日二日では全体像を把握するのは困難な為、とりあえず理解できた部分から記述していきたい。ちなみに私は前作はRPGモードを少し、PvPはアリーナをかじった程度で止めてしまったので比較はできない。


・ジョブはすべて戦闘職

種族は5種類。種族スキルの違いだけで大きな差はない。獣人のチャールは大きめ、小人のアスラは小さめという体格差はあるがヒットボックス(当たり判定)の大きさは統一されている。ジョブ(職業)は8種類、どの種族でも自由に選ぶことが可能。前作ではモンク(ヒーラー)の重要度が非常に高かったが、今作では全ジョブが回復スキルを所持している為、タンクやヒーラーの明確な区分がなくなり、個人での立ち回りが重要になっている。このお陰でソロプレイもしやすくなったと判断していいだろう。

アクティブスキルは1~9の数字キーで使用する。1~5は装備武器固有のスキルとなり、6~9はジョブスキルを自由に割り振れる。武器は2セット分装備でき、いつでも切り替えができる為、近接は剣で戦って遠距離は杖や銃に切り替えたり、ハンマーでスタンさせてから両手剣のクリティカルで大ダメージといった戦術が展開できる。ジョブスキルはクエストをクリアしてスキルポイントを消費してアンロックすればいつでも付け替えができる。スキル自体に成長要素はないが、LV10から割り振れるようになるTrait(特性)でキャラクターに特徴を持たせられる。

スキル毎に様々な効果が用意されており、スキル数も多い。ビルドの選択肢は幅広く、全体を把握するのには時間がかかりそうだ。スキルの付け替えが容易な為、いろいろなビルドを手軽に試せるのは良い。Diablo 3のルーンシステムと同じように無駄な成長のやり直しが必要ない。


・合理的なゲームデザイン

大きく分けてクエストはパーソナルストーリー・レナウンハート・ワールドイベントの三種類用意されている。パーソナルストーリーはシングルゲームのような物語性の強いクエストで専用の会話画面や選択肢などが出てきて、選択によって展開が変化していく。インスタンスなマップで行われるので基本的にはソロ向きだがフレンドを誘って一緒に攻略することが可能。

レナウンハートは各地に固定配置されているクエストでいわゆるお使いである。ただし、クエストの解決手段が数種類用意されている。他のMMORPGでは敵を何体倒せとか、アイテムを何個集めろと明確に作業を指示されるが、本作の場合は害敵を倒してもいいし、瀕死のNPCを蘇生してもいいし、アイテムを集めてもいいし、汚物を掃除してもいいという感じでどの方法でもいいのでポイントを目標まで貯めればクリアとなる。作業には変わりないのだが複数の解決手段を用意することで作業感が多少軽減されている。

ワールドイベントは各地でランダムに発生するクエスト。冒険していると近くでイベントが発生したので参加しようというメッセージが突如入ってくる。参加するか否かは自由である。大ボスや敵の軍団を退治したり、NPCの護衛などが主な内容で、近くにいるプレイヤーがワイワイガヤガヤと集まってみんなで力を合わせてクリアを目指す。ワールドイベントは成功失敗に応じて別のイベントへと派生していき、世界に躍動感を与えている。

クエストの数は多く、適正レベルのものを順番にクリアしていくだけでレベルが上がっていく。MMORPGにありがちな同じ敵を延々と倒し続けるような不毛なレベリングは必要ない。それに自分が戦っている敵を他の人が攻撃しても経験値はちゃんとそれぞれに入るので横殴りは迷惑行為ではなく、むしろ助太刀に近い有益な行為となっている。他のMMORPGでは横殴りされるとイラッと来るし、逆に自分がしてしまわないか心配でストレスが溜まる場面が多々あるのだが本作ではそのようなストレスとは無縁だ。

問題になりがちな横殴り行為にきちんと向き合い、合理的な回答を用意した点は評価できる。横殴りが出来るシステムの癖にそれが迷惑行為として認識されているようなMMORPGは欠陥品だ(私がプレイした中では初期のUOとDransik以外大抵そうだった)。迷惑行為ならシステム的にできないようにするのが常識的であり、オンラインゲームなら「他人に迷惑かけるのOK。問題は自分たちで解決しろ。GMはバグ以外ではしゃしゃりでてこない。気に入らない輩は全部PKしろ!」くらいの許容が欲しい。

敵を倒した経験値よりもクエストの経験値の方が何十倍も高い為、どんどんクエストに参加してみんなで手当たり次第に殴るのが一番効率的であり、知らない人とでも一致団結して協力しているような気分にさせる。体力がなくなった場合は瀕死状態になるが、他のプレイヤーに蘇生をしてもらえれば生き返る。ワールドイベントのボスにやられてもみんなでナデナデして蘇生してあげればいい。やられた人をみんなでなでなでしている様子はほんわかする。


・MMORPGと対戦の住み分け

PvPは専用のマップで行われる。モードは8vs8の陣地奪い合いと数百人規模での戦争になるWvWvWの二種類。PvPにはいつでもアクセスできる。またPvPエリアでは自動的にLV80となり、好きな装備を貸し出されるのでMMORPGやPvEには全然興味がないという人は無理にやらなくても平等に戦えるシステムとなっている。

しかし、PvPでいきなりすべてのスキルを使用できるようになっても初めはまともに使いこなせないだろう。PvPでひたすら戦って自分のビルドを構築していくか、それともMMORPGモードの方でスキルの効果を覚えていってからPvPモードに挑むかはプレイヤー次第だ。PvPではスキルの使用タイミングが重要になってくるが、PvEは特に何も考えずにスキルを使用していればすぐに戦闘が終わり、大味なバランスである。あくまで主戦場はPvPであり、PvEの戦闘はスキルを覚えてもらう為の前哨戦という感じだ。この辺の印象はDark Age of Camelotに近い。

ただし、MMORPGとしても十分な分量はある。クエストは豊富だし、ロケーションも多彩でMMORPGにしては地形が複雑であり、観光するのも楽しい。新しいエリアに到達すると経験値が入ったり、絶景ポイントの「ビスタ」を発見することでもレベルアップが可能でレベリングの手段が多い。それぞれの種族はホームエリアからスタートすることになるが、他の種族のエリアにも移動することができ、そのエリアのクエストにも参加ができる。テキトーにぶらぶら観光しつつ、イベントに参加しているだけで勝手にレベルが上がっていく。


DayZ – 愛に比例する喪失感(9)

Z.O.Eさんから連絡が来たのでチェルノなんとかの病院屋上で待ち合わせることに。病院には血液パックがあり、これで血には困ることがなさそうだ。少し迷いながらも屋上で合流し、下へ降りようとしたところで突如Z.O.Eさんが狙撃され、瀕死に陥る。恐らくスナイパーが山の方から狙撃してきたと思われ、慌てて伏せた。その間にもZ.O.Eさんの血はみるみる減っていき、死期が近づく。ただ、包帯を巻こうとするとしゃがみ態勢になるしかなく、今度、姿を晒したらこちらまで狙われる可能性がある。Z.O.Eさんには申し訳ないがこのまま身を隠すほかなかった。

Z.O.Eさんは近くの街でスポーンしたので死体が消えないように祈りながら同じ場所で待ち続ける。その間に病院の近くのアパートにサバイバーを発見。アパートから出てきたところで撃ったがディスコネクトしてどこかへ消えた。しかし、ニ、三発は当てたので他のサーバーに入りなおしても失神状態から始まるはずだ。

Z.O.Eさんが病院屋上へと到着し、死体をルートして、北の方へさっさと行こうという話になった。ハシゴから降りようとしたところで再び狙撃される。命中することはなかったが、また身を出したら次はやられかねない。障害物に身を隠しながらギリギリの状態で双眼鏡を覗き、山の方を探っているとゾンビが走り回っているのを発見。きっとさっきのスナイパーの銃声を聞きつけたのだろう。このまま膠着していてもラチが開かないのでハシゴへと走り、速攻で降りる。周囲を警戒しながら進み、無事に森の中へと入ることができた。

その後、SKYさんとも合流し、草原でトラクターを見つけて、ファーミングシミュレーター気分で乗り回して遊んだり、「やっぱ音うるさすぎるから使えんわ」とトラクターとお別れしながら北西の飛行場へと到着。

飛行場は良品が揃うだけに何時間も同じ場所で見張っているスナイパーも多い。細心の注意を払いながらハンガーへと近付いていく。するとハンガーの中に数人のグループを発見する。まだ相手グループはこちらに気付いていないようだが、このままぶつかったら被害は免れないだろう。距離は1kmほど離れているし、複数人なので神スナイパーのSKYさんでも流石にそれだけの相手は難しい。相手の様子を伺っているとサーバーが不調になり、何分もラグ状態が続いたため、このままこのサーバーでプレイするのは厳しそうだ。その間に相手グループが「よぉ。そこのグループ」と話しかけてきたが、恐らく相手もラグ状態でまともにプレイできなかったのではないかと思われる。

ずっと非同期状態が続いたので別のサーバーへと入り直すことにした。今度は見たところ、ハンガーや管制塔には誰もいない。注意しながらハンガーへと移動し、アイテムを物色する。物色中に突如、アサルトライフルの乱射音が聞こえた。全弾外れたようだがZ.O.Eさんのいるハンガーの前に一人のサバイバーがいて、そいつが撃ってきたらしい。恐々ながらハンガーから身を乗り出すと確かに滑走路にしゃがんでいるサバイバーを発見。そちらの方へ向けて何発か撃ってみる。

銃声を聞きつけたのか、軍人ゾンビが大量にハンガーの中へと流入し、サバイバーどころではないゾンビ祭りが開催。ゾンビパンチを何発かくらいながらも殲滅できたのだが、あのサバイバーの姿はもうどこにもなかった。そのままハンガーの物色を続けていると管制塔の二階で芋虫らしき姿を発見。しかし、距離があるのでM16のアイアンサイトでは狙いづらい。そこで神スナイパーのSKYさんに狙撃を依頼し、見事に彼が一撃で仕留める。

相手が死んでいるかを確認するため、私は管制塔に移動し、Z.O.EさんとSKYさんは消防署を探索する。私は管制塔でウィンチェスターを握ったまま死んでいるサバイバーの死体を発見する。恐らくSKYさんが仕留めた相手だろう。

死体を物色しようとしたところ、突然、窓ガラスが割れた。方向的には消防署の方からだ。姿を晒すとまた狙われかねない(ベテランサーバーだったので客観視点不可だった)ので芋虫状態で微妙な移動を繰り返し、ドアの隙間から消防署を見ると階段付近にライフルを持ったサバイバーを見つける。相手はずっとこっちを睨んだままだ。こちらに気付いたのか再び発砲してくる。立ち上がることもできないし、下へと降りようとすると窓があるのでそこから狙われる可能性がある。完全に釘付け状態になってしまった。

相手はずっとこちらに照準を向けたままので先手を打てるとしたら相手の方に分がある。こちらが狙いを合わせるうちにやられてしまうだろう。そこでZ.O.EさんとSKYさんに相手の排除を依頼。二人は消防署の中へと入っていく。しかし、ゾンビに気付かれ、再びゾンビ祭りが開催。運が悪く非同期状態と重なり、残念ながらSKYさんが逝ってしまわれた。生き残ったZ.O.Eさんが消防署の階段を上っていく。相手がZ.O.Eさんに気づくといけないので、私がテキトーな場所に弾を撃ちこみ、注意を引きつける。私にはこれくらいしかできることがない。

Z.O.Eさんが見事に相手を倒した。これ以上の長居は無用だとさっさとアイテムを物色し、別の街でSKYさんと落ち合うことにする。というより再び襲われるのではないかという恐怖で軽いPTSDに陥り、早く平和な場所へ行きたかった。街ではギリースーツを発見し、Z.O.Eさんがムックに変身。草むらでは有効だが、これは逆に街では怪しすぎるでー。こんなのが道路を歩いていたら速攻で弾を撃ちこむレヴェル。

SKYさんとも無事に落ち合い、軍事キャンプを漁った後、町外れで焼肉パーティを開き、これにて解散というところで事件が起こった。

みんなが落ちたので私も落ちようとAbortボタンを押そうとすると突然画面が白くなり、マカロフらしき音が森の方から聞こえる。二発目で画面が暗くなり、You Are Deadの文字。誰かがストーカーしていたのだろうか。Z.O.EさんとSKYさんが落ち、私一人だけだったのでやれると思ったのだろう。

あまりにも藪からスティックな状況に「うわー、引くわー。マジひくわー」と糸の切れた操り人形みたいに動けなくなった。このキャラはゾンビの退治数は200を超え、道具類は大体揃っていたし、装備はM16で弾は7マガジンくらいあったが、何より5日ほど生存していたので深い愛着が湧いていた。すべてのアイテムに思い出やドラマがあったのにそれが一瞬にしてパァ~になったのだ。どこの誰とも知らないやつに辱めを受け、まるで自分の半身を失ったような、心にポッカリと穴が空いたような喪失感に襲われた。

その後、呆然としながらも私はリスタートしていた。エレクトロで初期装備で始まる。もう何も怖くない。悟りの境地に入った私は消防署でエンフィールドを装備したサバイバーを見かけたのでマカロフで足を狙う。いきなり撃たれたサバイバーはパニックに陥り、逃げ惑う。銃声を聞きつけたゾンビがやってきたのだが何故か発砲した私ではなく、撃たれたサバイバーの方へゾンビが襲いかかり、まさに相手は泣きっ面にマキシマム蜂状態。サバイバーはその後死亡し、その死体を物色していると誰かに撃たれて私は死んだ。スイーツ。

もうなにもかもどうでもよくなった。環境問題も人種差別も放射能汚染も民族闘争も宇宙の大きさに比べれば瑣末な問題に過ぎない。私自身も宇宙にしてみればゴミというかチリ以下の存在。改めて生きているとはなんなのかを再考させられたDayZ。私はもう死んでいる。

ちなみにギリースーツを着たZ.O.Eさんは海の中でリスポーンし、バックパック以外の荷物は海に帰ったそうです。着替えると高確率で海に生まれるという都市伝説は事実だった模様。着替える際は注意した方がいいかもしれません。