Call of Duty 4: Modern Warfare DS版 – 興味本位のままに

CoD2のゲーム性+CoD4の世界観=DS版。「独りよがりな演出とかどーでもいいから、銃撃戦をやりたいんだよ！」という人ならDS版も楽しめるかも。

とりあえず、序盤の3ミッションをプレイしてみた。

■ゲーム内容

基本的な設定は原作に準じている。プレイヤーはSASとUSMCの隊員を操作し、アラサドとザカエフの勢力を倒す。各主人公に名前はなく、一介の兵士という設定。マクミランやソープは今のところ登場していない。

ミッション内容は原作と異なる部分が多く、DSオリジナルのものになっている。ハードの性能上、仕方のないことなのだろう。複数の敵が登場する場面では処理落ちが見られる。

グラフィックはパッと見てSinやHalf-Lifeレベル。しかしながら、CoD4らしい雰囲気は再現されている。

原作は演出重視であったが、DS版はラン＆ガンな撃ちまくりスタイルで演出は少なめ。余計な演出に邪魔されずに銃撃戦を楽しめる。

敵味方共に棒立ち。自発的には動かず、スクリプトによる移動がほとんど。ただ、敵が動き回るとエイムが難しくなるため、これはこれでバランスが取れているのかもしれない。

ヘルスは自動回復方式。ダメージを受けると画面が赤く染まっていく。

死ぬとチェックポイントからやり直しになる。やり直しになると装備はスタート時のものになる（弾丸もMAX）。武器の個体差があまりなく、どれも似たり寄ったりな性能。サイトがダットサイトか、アイアンサイトかくらいの違いしかない。そのため、武器変更する利点がない。初期装備のM16で十分。ただし、ドラグノフなどのスナイパーライフルは威力が強めになっている。

敵は防御力が高く、体に打ち込む場合は10発程度命中させなければ倒せない。その代わり、ヘッドショットなら一発で倒せる。つまり、各々のエイミング力が問われるわけだ。

C4の解除はパズルゲームになっている。パズルゲームは水道管パズルと配線なぞり（タッチペンではみ出さないように配線をなぞる）の二つ。

文章と音声が日本語化されており、ローカライズの質も問題なし。据え置き機よりも、まともなローカライズといえる。ただ、日本語音声は好き嫌いの分かれるところか。

■操作方法

移動：十字キー or ABXY
視点移動：タッチペン
トリガー：L or R

右利きの人は、左手でDSを持ち、右手でタッチペンを握る感じになる。片手でDSを持つことになるので、浮かせて遊ぼうとすると腕が疲れる。反対側は机などで固定するのが無難だ。固定した方が操作も安定する。

上画面がゲーム画面、下画面はマップと装備変更やUSE。下画面をタッチペンで動かすことにより、視点移動が行える。タッチペンの操作に慣れればパッドよりもエイミングしやすいかもしれない。

銃のサイト覗きはダブルタップで行える。視点移動中に誤動作してしまうのが難点だ。幸い、ゲーム設定でタッチペンの感度を調整できるので、誤動作しやすい場合は見直した方がいいだろう。

サイト画面は2Dで描かれており、安っぽいのが残念だ。3Dモデルで表示するか、もしくはもう少し書き込んで欲しかった。

■雑感

ミッション内容が一新されているので原作をプレイ済みの人も新鮮な気持ちでプレイできる。CoD4の世界観が好きな人は挑戦してみてはいかがだろう。

PS.今後、携帯ゲーム機の話題は別サイトに綴ります。興味のある人は探してね。

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア