L4D2をCOOPで遊ぶ(2)

この記事は約2分で読めます。

残りのDLCキャンペーンをプレイ。これらはチャプターが3つしかなく、前回ほど苦戦せずにスンナリとクリア。No Mercyのリメイク版はマップの構造自体は前作とほぼ同一だが、L4D2の武器や特殊感染者が追加されている。しかし、武器が大量に配置されており、弾薬に困ることなく、オーバーパワー気味に進めてしまった為、リスタートなしでクリアしてしまった。前作は限られた資源の中でやりくりして進めていく必要があり、火力が不足になりがちでそこをゾンビに突っ込まれて苦戦することが多かった。今回は弾が有り余るので先制攻撃が容易であり、ラッシュにもいち早く対応できる。また、前作のマップは篭もれる場所が多く、開放的な場所が少ないのも難易度を下げている要因のように思う。あとはAIディレクターの気まぐれのせいか、今回はタンクがほとんど登場しなかったのも楽に進めた要因の一つだろう。

No Mercyをプレイすることで前作と今作の差異がよく分かったような気がする。前作は限られた資源を有効活用して進めていくデザインだったのに対して、今作は強力な武器をガンガン使用しながら進めていくデザインに変わっている。お祭りゲーの比重が今作の方が強い。武器の選択肢が増えているのは面白いものの、前にも言ったようにバランスが乱雑になっているような印象は拭えない。あとはキャンペーンの内容が前作は正統派のサバイバルだったのに対して、今作はそれと被らないように変化球を持ち込んでいるケースが多く見られた。L4D2はL4D1と内容が重複しないように、L4D1の時にボツになったアイデアを取り入れているような印象を受ける。あるいはL4D1は核となるコンセプトをユーザーに分かりやすく伝える為にシンプルにして、盛り込む予定だったいくつかのアイデアはL4D2に持ち越したのかもしれない。良い悪いは置いといて、個人的には前作のデザインの方が洗練されていて好きだったかな。

コメント

  1. Valveとしては1において、あそこまで一箇所に籠もって対応する様になるとは考えていなかった
    らしく、2では籠もり対策を重点に置いてます。SpitterやChargerはその対応策の一つですが、
    武器類を強化して無理に籠もらなくても対応を可能にするという狙いもあったと思います。

    個人的には2になって総合的な難易度のバランスは良くなったと考えています。
    1ではAdvancedだとやや物足りず、しかしExpertにすると極端に難易度が上がってしまうと
    いう感じでしたが、今回はAdvanced以下の難易度が上がっており難易度カーブが
    なだらかになっていると思います。

  2. 殴り連打の禁止、近接武器、新特殊感染者の追加によって駆け引き性が増していて面白いですが、
    同じような性能の武器をいくつも追加したり、シルエットだけで判別しにくい新特殊感染者のデザインはもう少しなんとかしてほしかったところです。
    短期間で製作された二番煎じものなので、こんなものでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました