パソコン自作しましたわ! – PC Building Simulator(1)

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自作PCが楽しめるシミュレーションゲーム。現在はPC修理業者となって依頼人のPCを修理していくキャリアモードと自由に好きなパールで自作が楽しめるフリービルドモードが用意されている。夢のTITAN X SLI待ったなし!

キャリアモードでは無一文の状態からスタートとなる。叔父の知り合いの依頼をこなすと評判を聞きつけた人たちがどんどん依頼してくるという流れだ。依頼をこなせばお金や経験値が手に入る。お金があれば高価なパーツが必要な依頼も受けられるようになるし、経験値が溜まれば新しいパーツや高価なパーツを入手できるようになる。

依頼はメールで請け負うことができ、条件も人それぞれ。かーさんのPCいじったら変なサイトにアクセスしちゃってマジヤバいから「助けてー!かーさんのPC修理してー!」とか、なにもいじってないのにおかしくなったらなんとかしてとか、パーツ壊れたから新しいやつに交換しといてとか、メールの依頼分もそれぞれ違い、バリエーション豊富で読んでるだけでも面白い。

依頼を受けるとやるべきタスクがきちんと表示されるので非常に分かりやすい。ケーブルはどこに差すかはハイライト表示されるし、当然だがパーツは差すべきところにしか差さらないので初心者でも問題はない。

GIGABYTE、MSI、EVGA、Cooler Master、CRYORIGなど、有名なメーカーが協力してるだけあって、各パーツの作りこみはかなり本格的。ねじやカバーを取り外しできたり、CPUレバーが動いたり、PCを起動するとファンが回転したり、きちんと挙動が再現されているのが素晴らしい。

特にPCを修理して起動した時にファンが回転した時の興奮といったらもう…自作のロボットが動き出したかのような興奮を覚える。

塵が溜まりまくったPCを掃除する依頼もオススメ。汚れたPCは本当に塵や埃が被ったような表現になっていて、エアスプレーでシューとすると徐々にキレイキレイになってくる。汚れた魂を浄化するかのような気持ち良さがある。射精の百倍気持ち良い。

また、ゲーム内の3DMark(Time Spy)で五千点取れるPCを組んでくれ!とか、依頼者の中古パーツを流用して他の依頼をこなしたりもできるようだ。シミュレーター系はジョークのようなものも多かったりするし、アーリーアクセスタイトルなのでまだまだ不十分なものかと思っていたら意外にしっかりした作りで驚いた。メールの依頼文面もパーツもなかなかバリエーションがある。

黙々とやってしまう中毒性がすでにあり、シミュレーター系でチマチマ作業やるのが好きな人はきっと楽しめるに違いない。自作はよく分からなくて…という人も親切な作りなので問題はないし、よく分からないところも検索すれば自然にPC知識が付いてくると思う。プチプチ(梱包材)潰しや庭いじりのような地味な面白さがクセになりそうだ。金無い人はこれで夢のPCを組んで遊ぼう。夢は叶わないからいいのだ。

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