Deus Ex: Mankind Divided – 既視感与えます(クリア)

24時間でクリア。隠しのサブミッションが多いのでそういうのを無視して探索もしなければもっと短く済むだろう。しかし、サブミッションの方が展開が面白いものが多い。

物語は中途半端なところで終わり、なにも解決していない。ゲーム的に言えば中ボスを倒したところで終わるぶつ切りエンドで、初代で言えばガンターを倒したところで終了、チンピラの小競り合いだけで終わったような残尿感でクリアの満足感に乏しい。

まるで出来の悪い三部作の二部作目のような内容だ。もともと三部作の予定だが売れなかった場合は作りたくないので三部作とはアナウンスせずに出しているのではないかと邪推してしまう。

改造人間と非改造人間との対立、不安定な世界情勢、改造人間によって横行するテロリズム。リアリティはあるものの見せ方や演出が悪いのか、こじんまりとしていて壮大さに欠け、ワクワクするようなものではない。うしろ髪を引かれるような選択を迫られる局面があり、今までのように選択の重要性を感じさせる部分はある。しかし、風呂敷を小さくして過去作のパターンをなぞっているだけのようでもあり、新作の新鮮味は無かった。

一方、ゲームプレイの方は前作プラスアルファという出来で悪くない。続編としては合格だろう。街の密度は濃く、探索しがいがあり、障害の解決方法は複数用意されている。だが、あまりにも変化がない。前作の延長、拡張パックのような違いしかないのだ。オーグを大胆に使う敵は増えたが基本となるステルスプレイの場合ではまったく脅威ではなく、真正面から撃ち合わないと差異を実感できない。しかし、AIの動きが単純で撃ち合いは面白くない。

娯楽作に仕上がっているのは確かで前作が好きな人なら今作もきっと楽しめるだろう。しかし、ただの娯楽作に興味がない人は…。

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