Thirty Flights of Loving紹介 – 40分はさすがに引き伸ばせなかったです

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今日はシャムさんののびハザ聖奈さんとまゆう押しの部分を聞いていて、あんくさんも無職さんみたいに熱く語ってみてえなぁ、40分くらい話そうかなというわけでThirty Flights of Lovingを語ってみました。

ほんでぇー短いゲームなのでまずプレイ動画を入れて、クリア後にまとめの感想(9分52秒~)を入れてみました。まぁ感想を撮っている時に雨も降ってくるしは雑音入りまくるし、無職リスペクトで撮り直すのも面倒なので雨がザーザー降ってる中で感想言ってますけどしょうがないよね。書き起こしもやったので動画見るのイヤじゃわーって人は以下を参照して下さい。結構喋ったつもりなんやけど40分はさすがに厳しい。現実は厳しい。ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。無職さんはやっぱ。凄いなあと思うなあ。カルピスソーダで酔いながら40分もフリートーク話せるって? なっかなかいないと思うよ、そんな人は。なっかなかいないと思う。というかね、こんな一人喋りしてたら口パサパサなるで。

オイイイイイイイイイイイイッス!どうもー、あんくです。
今日はですね。好きなゲームを紹介してみようやないかぁということでサーティフライツオブラビングを紹介してみようかと思います。
これはアドベンチャーなんですけども謎解きやパズル的な要素はなく、極端な話、前に進んでいたらクリアできます。
大体、5~10分で終わってしまう大変短い内容なので先にプレイ動画を見せて、クリア後に好きなものはすきだからしょうがない理由を語っていこうかと思います。
ほんじゃ、プレイするぜ。

というわけでクリアしました。大体10分くらいでしたね。目まぐるしくシーンが変わっていくので置いてけぼりにされたり、度肝を抜かれた人も多いと思うんですけども私も初見の時はエーナニコレってパーンってなりましたね、頭が。
まず物語なんですけども主人公とアニータ、ボルヘスの3人のスパイとか工作チームの話になると思います。
時系列がぐちゃぐちゃなので困惑してしまうのですが分かりやすいのはアニータの手足ですね。
よく見ると義手、義足になってる時と生身の時、二つのシーンに分けられます。
これは主人公とアニータがバイクに二人乗りして前から来た車に激突して、アニータはこういう姿になったのではないかと思うのですが、時系列的には生身の時が前の話で、義足の時は後の方の話という風に分けると分かりやすいと思います。
それでアパートというかホテルみたいな場所でアニータがみかんを剥いていて、階段を登っていくんですけども、この時のビルの描写とか夕焼け空とか猫の鳴き声とか、何気ない日常の一片という感じがして好きですね。
屋上まで行くとパーティが開かれていて、アニータとボルヘスとグビグビ酒を煽ると周りの人達も酔っ払ってハイになって、空に飛んで行くという比喩的な表現で現されます。
アニータといい感じに酔っ払った二人は階段でじゃれ合いながらベッドへ行って、そこで恋に発展する。
恋に落ちるというシーンの後に床が突然抜けて危機的な状況のシーンへと転換します。
ここの切り替えは恋に落ちるシーンとミッションに失敗してチームがドン底に落ちるシーンという明らかに時間的な連続性はないところをマッチカットによってスムーズに移り変えているのが面白いところです。
映画とかドラマなら類似するようなシーン、例えば手を広げてブーンと走るようなシーンから航空機が飛ぶシーンへ切り替わったりというのはありますけど、実際のプレイ中にここまで大胆にシーンが飛ぶようなことってあまり無くて、個人的にはかなりの衝撃でした。
そして、そこではボルヘスは胸を撃たれて重症、アニータは血まみれでサブマシンガンを握っている。
ここは両義性というか、解釈の仕方によってポジティブにもネガティブにもいかようにもとらえることができると思います。
たとえばアニータが裏切ってボルヘスを撃ったが同士討ちでアニータは弾切れ、あるいはミッション中に銃撃戦に遭い、ボルヘスは重症だがアニータは軽症、自分はなんとかなるからボルヘスを治療できるところへ早く連れて行ってと急かしているようにも取れます。
冒頭で飛行機に乗って飛ぶシーンがありますが飛行中にアクシデントがあって、このシーンに繋がるのかもしれません。
主人公は重症のボルヘスに肩を貸しながら、飛行場というか駅みたいな場所を走り抜けます。
ここは人々が物凄いスピードで行き交っていて、時間の流れも異常に早い。
どうもコヤニカッティという早回しのドキュメンタリー映画のシーンにインスパイアされたみたいですが、駅とか横断道路とかを歩いていると周りの人達が人形や機械のように見えたりすることってありますよね。
血の通った人間は自分だけで他はAIみたいな。このシーンではそういう奇妙な感覚が呼び起こされました。
そこでボルヘスを救うために人混みをかき分けながら進んでいくと突然シーンが飛びます。
ここでも大胆なジャンプカットが何度も入っているんですけどもこれが独特のスピード感といいますか、疾走感がありますね。
ゴダールの映画みたい、ヌーベルヴァーグ的なジャンプカットが入るんだけどかなり心地良くジャンプする。
最近のYouTuberの動画でも少しくらい連続性を犠牲にしても無駄なところをカットするという手法でテンポよく見せている動画が多いんですけど、そういう風に思ってもらえると分かりやすいでしょうか。テンポよく進んでいくシーンですよね。
サーティフライツオブラビングでは無駄なシーンはできるだけカットして、印象的なところ、美味しいところだけが10分の間に詰め込まれていて、それが洪水のように押し寄せてきて、心の中がザワザワと揺れ動くんですよね。
ボルヘスをカートに乗せて進んでいると前のゲートが閉まりそうになって、そこでカートを蹴飛ばすことでゲートを閉じないようにするシーン。
状況的にはかなり緊迫したシーンなんですがカートを蹴飛ばすという行為がコメディみたいで面白い。
これが写実的なデザインだったら成立しにくいアクションですよね。
重症の人間を載せたカートごと蹴飛ばすんですから。箱人間のコミカルなデザインだから成立している。
このシーンを見てると早回しの無声映画とか白黒映画を思い出します。

その後は頭上からカメラ付きのパラシュートが降ってきて、ここはボルヘスが指名手配されている心理的な状況を現しているというか、周りの目に対する強迫観念を表現しているように感じました。
それを銃で撃ち落とした後に警官やパトカーがズラ~と並んでいるところへ出て、車に乗ってカーチェイスが繰り広げられます。
この刹那な感じ、救いようのない絶望的な感覚はニューシネマのような逃避行を想起させましたね。
そして前方の車両と衝突し、アニータと二人乗りしていたあのシーンに飛んで終わり、クレジットシーンへと移動します。
ここではグラス片手に持った人たちが好き勝手に語り合っているような描写がされていてます。
好き勝手に言ってもらって構わないよという意味なのかもしれないし、好き勝手にあることないこと言うんだろうねっという開発者のスタンスの現れかもしれません。
ここでも両義的な話になりますけど個人的には前者のポジティブな方でとらえたいですかね。
作品ってのは見てもらって語られて始めて成立する部分があると思います。

サーティフライツオブラビングの魅力をまとめると短い時間でも人生や印象的で魅力的なキャラクターを描くことができる。
むしろ短い時間に情報量を詰め込んだからこそ印象に残るのかもしれない。
想像の余地があるシーンがたくさんあって、かなり意図的にそういう風に作られていると思うんだけど、そこがずっと心の中で引っかかって印象に残る。
明確なハッピーエンドでちゃんちゃんという物語だとやっぱりそこで終わってしまって記憶には残らない。
自分の中で腑に落ちないもの、答えが明確に出せないからこそ興味深く、心に引っかかって残るんですよね。
だけど気になる 昨日よりもずっとってのはイコール好きってことで。
見終わって語りたくなるような要素が含まれているってのはとても良いことだし、色んな感情を呼び起こす装置としてサーティフライツオブラビングはうまく自分の中でハマったのかなと思います。
というわけで今回はこれで終わりですね。ほいじゃ、まったのー、んにゃ!


今日はZOE_GameさんがDoomをShareプレイでやらせていって言ってきたのでやってもらおうと思ったんやけどShareがOpenGLに対応してなくて、こういう悲しい結果で終わりですね…。元々、UNKさんはDoomを買うつもりはなかったんやけどZOE_Gameは速攻買うって言ってたし、COOPもできるし、ほんじゃあ買ってみるかってことでUNKさんは購入したのにZOE_Gameさんは購入してないって、分かるこの罪の重さ? ホンマァ…。

ほんでぇーじゃあDaikatanaやるかってことでGOGで犬刀こうて、COOPやっちゃいましたわ、アッアッアッアッアッ。とりあえず京都編を3時間くらいかけてクリアしたんやけどこんな長かったっけ?って印象でした。自分の中では。やたらと自爆武器ばっかり手に入ってくるしはマップも暗くて見づらいし、FF(フェアリーファンタジア)連発して死にまくるのはまぁ面白かったけど進行ルートの分かりづらさ、シークレットのようなルートに呆れましたね。ホンマァ…。その点、Doomも複雑で入り組んだ構成になっていたけど緑のライトでうまく誘導していて、やっぱ最近のゲームはすごいと思うなぁとまた一つ実感させて頂きました(エ)

dk1605161

コメント

  1. お話が長いよ~

  2. ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。UNKさんはやっぱ。凄いなあと思うなあ。
    syamuさんもディスれるしさ、
    無職もコピれちゃうし、
    ほんでー台詞も書き起こせるでしょ?
    ほんでー、さらには対馬も編集してるって?
    ほんでー、オフ会・0人でも一人でやってるって?

    なかなかできないよ、そういうことは。なかなか難しいと思うよそういうことは。
    そういうクリエイティブな人はなっかなかいないと思うよ。

  3. Thirty Flights of Lovingすき
    こう言うの話もすき

  4. http://www.nicovideo.jp/watch/sm27438852

    most hottest magical girl in now.

  5. ゲーム紹介いいゾ〜これ〜
    あのさぁ…シャム語りがないやん、くっそしょうもない駄弁りを聞きたかったの。わかる?この罪の重さ?
    あんまガミガミ言っちゃうとね、嫌になるでしょ?今後の活躍を期待して60点とさせていただきまスゥゥゥ…

    ⬇︎のリンク踏むと無職になるってほんとぅ?

  6. 私はアンノウン氏のこの動画が、各人正しい観念に基づく悟性によって善であるという格率が得られうる動画でありうると、理性的に結論付けます。

  7. お話が長いよーはさすがに対馬生える。ありがとうございますやで、ほんまUNKさんからしたら。
    くっそしょうもない駄弁りはねぇーいまいちねぇー話を引き伸ばせなかったんですよー。
    自分としては4時間くらい話したかったけどネタもないし、喉も痛くなってくるしはこういう短い話で終わりですね。

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