System Shock 2 – アイム総理(1)

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デッキ4まで到達。手札を大事に残しながらここぞという時に使って問題を解決していくプレイスタイルが面白い。やはり主人公が非力じゃないとサバイバルは盛り上がらない。万能な主人公じゃただの大量殺戮になってしまう。といってもマリーンで始めれば序盤から攻撃力高めなのでレンチ一本で切り抜けられる。中二病的にはサイキック方面に憧れてしまうが、ゲームシステムが複雑なので初回はマリーンの脳筋プレイでやった方が無難だろう。

敵の攻撃アニメーションにはスキがあり、敵は攻撃を受けるとしっかり怯むので、パターンを掴めばレンチ一本でも無傷で済む。敵が怯むというのが重要で、これがあることで近接攻撃でも十分渡り合えるようになっている。

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経験値はサイバーモジュールというアイテムがその役目を担っており、敵を倒しても経験値は増えない。部屋を隅々まで探索したり、物語を進めることで経験値(=サイバーモジュール)が増えていく流れだ。パスワードを知っているのにわざわざ経験値を得るためにコンピュータをハッキングするようなアホゲーとは違う。

スキルの重要性は高く、銃スキルを上げていないと装備すらできないという有様なので、序盤はどのスキルを習得するか特に悩む。デッキ3あたりまで行くとかなり余裕が出てくるのだが。

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本筋に関係のないエリアも寄り道すればサイバーモジュールを拾えるかもしれないが、そういう場所には罠や敵が待ち構えており、無駄にアイテムを消費する可能性もあり、取捨選択を問われる形になっているのは面白い。「アイテムがありそうだけどやたらと敵のうめき声がするし、スルーしちゃおうかな」という場面も少なくない。初代Deus Exのような後ろ髪を引かれる部分がある。ただし、こちらは一度行ったエリアへいつでも行き来が可能な点が大きく違う。すべてのエリアはドアやエレベーターで繋がっているので物語が進んでも初めのエリアに戻ることが可能である。ハックができなくて飛ばした場所も後でスキルを上げて再挑戦できるので、後ろ髪引かれる感はDeus Exほど感じない。

またアイテムを持ちきれなくても捨てたアイテムがその場に残っている確率が高いのはありがたい。エレベーター内に入れておけば確実に残るので保管庫として運用できる。このマップの地続き感が宇宙船を探索している雰囲気を高める。宇宙船内ながらそれぞれのエリアには特色があり、差別化が図られているので同じような場所をぐるぐる回っているような感じはしないのも良し。それに構造自体はそれほど複雑ではなく、道が覚えやすいし、マップの表示も分かりやすいので迷いにくいのも良い所だ。絶対方向音痴のUNKさんでもそれほど迷わずに進められている。ミニマップ表示は便利なので常時ONにしておこう。

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アレにはまんまとしてやられた。間違いなく100%騙されるんじゃなかろうか。メールやメッセージを読んで進んでいく地味な展開が続くが、中盤でどんでん返しがあるのでここは期待してもらいたい。

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序盤は攻撃手段が限られているのでレンチゲーになってしまう。弾薬がもったいなくてここぞという時でもレンチでゴリ押しゴーリキーしてしまうUNKさんです。銃の壊れ方が尋常じゃない(マガジン1個分=耐久値1くらい。最大耐久値10?)ので撃つのをためらう。

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