Rocksmith – 右手が鳥になって(20)

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久しぶりにテクニックにチャレンジして、チョーキング以外は金獲得。ただ、金取れてもどれも音はきちゃないクオリティなのだが、トレモロが際立ってきちゃない。高速で反復ピッキングをしようとするとどうしても突っかかりが生じ、全然ノレない感じになる。というわけで昨日今日はトレモロのピッキングを練習していた。

どうやって反復するか。まぁ、人それぞれなわけだがVan Halenだとハミングバード奏法でこなしている。これは鍵をつまんで開閉を繰り返すような感じ。肘はあまり動かさず、手首を半回転させてピッキングしている。見た目がその名の通り派手でアピールもしやすい。ピックは親指と中指で持ち、なるべく脱力に徹しているのもポイントか。人差し指でピックを持たないことですぐにタッピングへ移行できる。ただ、実際やってみると手首を回転させつつ、ピッキングするのが想像以上にムズイ。

豚貴族は親指と人差指でピックを持ち、小指や薬指で軽くボディに触れ、手首は回転させず、脱力した状態でスクラッチを削るような動作を繰り返している。Van Halen式ハミングバードよりもとっつきやすい。

これはトレモロではないがTiago Della Vegaは親指と人差指でしっかりピックを握り、薬指を支点にし、手を痙攣させるようにして異常なBPMをクリアしている。

Paul Gilbertは電動ドリルにピックを装着させて人外のスピードを得ている。

普通の曲でトレモロを成功させるには右手の脱力が重要になりそうだ。トレモロの正確性が増せば通常のピッキングにおいても良好な結果が得られそうである。というわけで、ラジオを見ながら「ながらトレモロ」をしている。クロマチックは左手も意識しないといけないので「ながら」が難しいのだが、トレモロは右手が特に重要なのでピッキングに専念でき、「ながら」に向いている。

まぁ、「ながらは変なクセがつくので止めとけ」という意見もあるだろうが、トレモロみたいな反復練習はながらじゃないと自分には辛い。ギターを握っていない時は左手を全開パー、右手をハミングバードにしてイメージトレーニングをしている。今のところ他の人にイメトレをしているのがバレてないと思うが、こういう姿を見られたら異常な人だと思われることだろう。もし「それ何してんの?」と言われたら、こう言おう。

「俺の右手が羽ばたいちゃうぜ?」

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